夏の楽しみな行事の一つになっている中澤囃子の集いへの参加。 お付き合いさせていただいている相模原市中澤囃子連さんが主催する集いで、今回で25回を数える由緒ある集いです。
相模原市内だけでなく、小金井市、八王子市、日野市、あきる野市からも交流団体が参加し、とてもレベルの高いお囃子を披露してくださいます。
弊会にとっても、とても刺激になる舞台で、お稽古を重ねて出演するように心がけていますが、開催時間が夜ということもあり、メンバーは大人で揃えるため、なかなかリハーサルで全員が揃うことがありません。
結局焼き直しの演目になってしまうのですが、それはそれでやるたびに新しい課題が見つかり、これで良いという完成はありませんので、焼きざましの餅のようにカッチカチになるまでやってみるのもいいかもしれません。
今年は弊会の鎮守「阿伎留神社」の御祭神「大物主尊」にちなみ、神楽「三輪の神杉」の一幕をモチーフに演じました。解説がないと、見ている皆様には意味が通じないかもしれませんが、それはそれとして、演じる側の気持ちというか、阿伎留神社の氏子として囃子をやる者のインテリジェンスとして、続けていきたい演目です。
この集いには平成24年から8回お邪魔しております。リラックスしながら楽しむ宴と、楽屋での出待ちの緊張感とが混在する、刺激的な時間を味わえます。
毎度のことながら、気配りされた中澤囃子連の皆様の運営にも感心させられます。本当にお世話になりました。今後とも末永くこの集いがご隆盛されますこと心より願っております。
M.S