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実施事業一覧>実施日:平成29年7月2日(日)

平成28年度東京都郷土芸能協会定期総会

photo2017-08
※一部写真はNINA氏よりご提供いただきました。
東京都総会2017
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 去る平成29年7月2日(日)あきる野ルピア3階ホールにおいて、東京都郷土芸能協会の平成28年度定期総会が113名の出席をもって開催されました。留原囃子保存会会長である青木豊氏が議長として選出され、手際のよい進行によりすべての議案が無事に承認されました。

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 この日は東京都議会選挙の投開票日にあたり、お忙しい中、ご来賓としてお越しくださった衆議院議員井上信治氏も時折情報が入るらしく、慌ただしく途中で秘書の方と交代されご退席されました。出席の予定だった候補者の現職議員である島田幸成氏については、連絡が入ることもなくお越しになりませんでした。 開催地であるあきる野市長の澤井敏和氏も駆けつけてくださり、温かい祝辞を頂戴しました。

 総会議事が終了すると、続いて年度功労者の表彰式が行われます。加盟する84団体から推薦され、選考を通過した13名が受章しました。本年度は当会からも技芸章1名、青年技芸章1名、少年技芸章2名の計4名が目出度く受章しました。

 当会では協会の表彰規定に加えさらに厳しい内規があり、昨年は対象者がいませんでしたが、今年は4名が受章されたということは、とても嬉しいことです。この受章はもちろん今までの実績を評価されたものではありますが、これからも郷土芸能の保存と発展に尽くすことを期待されたものでもあり、受章後に尻窄みとなってしまうようでは本末転倒です。受章者にはそのようなことの無いよう気概をもって携わってもらいたいと思っています。

 後半は恒例の懇親会が盛大に開催されました。今年は伊奈宮本囃子保存会様が太鼓一式を提供してくださり、余興第一弾の重松囃子を披露してくださいました。余興第二弾は秋川舞踊連盟の皆様が可憐な舞をご披露してくださり、あきる野音頭では客席から飛び入りで壇上に上がって踊る方もあり、大変な盛り上がりとなりました。そして第三弾は武州唐獅子太鼓の皆様による和太鼓が披露されました。

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  平成26年からこのように懇親会の余興としてそれぞれの芸能を披露するようになりました。囃子用の太鼓も持ち込まれ、恒例により最後はお囃子の共演となります。地域や流派入り混じってのとても楽しく、とても興味深いコラボ演奏を見ることができるのもこの懇親会の醍醐味です。

  近年SNSなどを通じて、幅広い地域で交流が広がっている影響もあり、数年前では考えられないようなコラボ演奏がこの懇親会ではサラッと行われます。特に今回面白かったのは、貫井囃子系の目黒流を継承する稲城市の大丸囃子連の3名と、昭島市の芝流を継承する福島芝囃子の2名で繰り広げられたコラボ囃子です。目黒流の仁羽でのコラボだったのですが、始める前にちょっと打合せをしただけで、入りも仕舞も五人がピタリと合わせてしまうところなど、地域を超えた交流があるわけで、嬉しいことに交流が始まったきっかけは、平成23年7月3日(日)に開催されたこの懇親会だったようです。

 この世代の囃子方はSNSやYouTubeなどを巧みに利用しお互いの囃子を研究しています。この世代の価値観をしっかりと理解し、運営にも反映していかないと、連合団体としても個の保存団体としても次の世代に継承していくのは難しいのではないかと感じました。

M.S
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活動実施メモ

場 所
あきる野ルピア3Fホール
時 間
13:00役員集合
14:00総会開会
15:05懇親会開始
18:30懇親会終了
参加人数
9名(大人7名、子供2名)

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