あきる野夏まつりと八王子まつりが一週ずれたため、土曜日・日曜日の二日間、八王子まつりに参加しました。

　八王子祭囃子連合会が請け負っている居囃子のお手伝いとして、昨年に引き続き八王子西放射線ユーロード「旭町」を担当させていただき、浅川囃子連さん、中澤囃子連さんと共に、楽しく居囃子を努めさせていただきました。

　この八王子まつりは、関東屈指の山車まつりといわれるように、国道２０号線甲州街道に交通規制を布いて行われる、豪華絢爛な１９台の山車巡行が見所です。また随所に舞台がかけられ、居囃子もこの大祭に華を添えています。

「旭町」の居囃子は特設舞台で行いますが、放射線ユーロードは八王子駅を降りた見物人が、甲州街道に出ていく通り道になっているため、常に人通りが絶えることなく、多くの人が足を止めて私たちのお囃子を見物してくださいます。

　 私どもが八王子祭囃子連合会に加盟した大きな理由として、五日市とは違う山車・囃子を中心とした祭り文化を体感し、それに携わる人々から、さまざまな技術・情報・価値観を学びたいと思ったからであり、加盟してからのこの五年間で、多くの団体、祭人、囃子人からたくさんのことを学ぶことができました。

今年は積極的に経験年数の浅い子ども会員も、保護者同伴という条件のもとで、この居囃子への参加を認めました。後日開催した反省会では、こども達は口をそろえて「あきる野夏まつりよりも凄かった」「楽しかった」「大勢の人が見てくれた」と言っていました。まさに五日市とは違う祭り文化を体感できたのではないかと思います。

　「楽しい」を原動力として、こども達がさらに囃子に向きあい、彼らのなかで祭りや囃子が、人生を形づくる一本の柱になってくれればと思っています。