平成30年度あきる野市郷土芸能連合会の通常総会が開催されました。
留原囃子保存会の来住野克広連合会副会長の司会で始まり、82名の出席者により、本総会は有効に成立していることが報告されました。
冒頭、連合会浦野眞司会長のご挨拶の中で、行政の支援あってこそこの連合会が円滑に運営できるというご挨拶があり、官民協働した活動が、伝統文化の保存と、地域活性に必要であると、改めて感じました。すべての議題が満場一致で可決され、本年度の活動が新たに始まったわけでございます。
また、本年度は嬉しいことにいままでの加盟団体40団体に加え、新たに八幡神社舘谷囃子保存会様が加盟し、41団体になりました。昨今郷土芸能の継承活動は、どの地域も課題を抱え、現状維持はおろか縮小傾向にあるなか、連合会に加盟してこれからさらに活発な活動を展開していこうということは、とても頼もしい限りです。
八幡神社舘谷囃子保存会様はあきる野市舘谷地区に鎮座する、八幡神社氏子中の傘下で活動しているお囃子団体で、留原囃子保存会様の指導により発足し、私どもと同流派の神田囃子を継承しています。
浦野連合会長の閉会の挨拶に、これからは団体同士、横の繋がりが大切となる時代である。すすんで他団体と交流することが、保存継承の大きな力になる。というお言葉がありました。まさにそのとおりであり、それぞれの団体が運命共同体という認識をもって、楽しく、仲良く、活動していきたいと思います。
M.S