4月なのに半袖でも厚いくらい日差しが強い日曜日の午後、毎年全会員を対象に行っている、稽古場の掃除が実施されました。年間を通して必要なときにこの会館を快く貸してくださる上町自治会の皆様に感謝いたします。
昔は囃子連の役員だけで行っていたこの清掃が、全会員で行うようになってから今年で12年目(12回目)となります。この4月から入会したS君も、上級生のお兄ちゃん、お姉ちゃんと混ざりながら楽しそうに参加していました。
近年この行事は囃子連全会員を対象に、いずれかの形で参加することが義務付けられるようになりました。都合がつかず基本実施日に参加できない場合も、補助日が設けられていて、それぞれが都合がつく日に参加できるようになっていますし、在宅協力や、不参金制度も設けられていて、それぞれにあった方法でこの行事に参加できるようになっています。ある意味、参加することが会員としての証になる行事ということですね。もう何年もこのルールでやっています。
しかしながら自己顕示欲と承認欲求という言葉があるように、ルールを守らない事で自分の存在を周りにアピールしたり、実力を認めてもらおうとしたり、そんな価値観をもった人がいることも事実です。でも・・自分をアピールするということは人に迷惑をかけてまでするものではないのでは………と思います。
学校のルールを守らない人はいわゆる不良と言われ。社会のルールを守らない人はモンスター社員とか厄介者とか呼ばれ。そして法律を守らない人は犯罪者になります。大同小異で ルールを守らない者は社会から排除され、最終的に居場所がなくなるのが世の常です。
ですが社会とは不思議なもので、そういう人々が集まると反社会勢力となり、あたかもルールを守らないのが正しいかのごとく、真面目にルールを守って行動している人々を苦しめます。
そういうオヘンナシは放っておきましょう。お囃子ができるという事に幸せを感じ、感謝の気持ちを込めて会館をピカピカに掃除すると、とっても爽やかな気分になれますから、最後に得取るのは真面目な人たちってことですよね。