
今年は留原囃子保存会様と小和田はやし連様が合同幹事を務めてくださり、去る平成29年12月3日(日)五日市会館ホールにおいて「第8回葛西・神田流囃子の集い」が盛大に開催されました。
この集いは、あきる野市内の葛西・神田流祭囃子を伝承する16団体が、技術の向上と融和親睦を目的として一年に一度集い、平成22年から開催されており、今年で8回目を迎えます。
引田囃子保存会、上引田はやし連、下引田はやし連、三内囃子連、八幡神社舘谷囃子保存会、下町はやし連、 五日市上町囃子連、榮町囃子連、小中野囃子保存会、小和田はやし連、留原囃子保存会の11団体が参加し、お囃子を披露しながら宴を催す、いってみればお囃子忘年会の雰囲気で、だいぶお酒も進んで楽しい会となりました。
一般席も用意され、地域の皆様、そしてご家族の皆様も普段の練習の成果をご覧いただけるようになっており、地元開催ということもありまして、一般席はほぼ満席の状態でございました。
開会にあたり幹事団体を代表して、留原囃子保存会の青木会長がご挨拶をされました。少子高齢化のこの時代に、各団体継承活動に苦慮されていると思うが、同じ悩みを抱えて活動する団体同士、日ごろの苦労をねぎらい、融和親睦をはかりながら楽しく開催したい、とのお言葉を頂きまして始まりました。
さて、宴席での囃子披露といいましても、会場はほぼすべてが囃子人でございます。しかも同流派ですから、ひとバチ、ひと節ぬけても、視線を感じてしまいます。舞台上で囃子を披露した団体は、この日の為に稽古を重ねてきたようです。
地元開催ですから、出来る限り後継者である子ども達をメンバーに加えて、持ち時間15分を構成していることがよくわかります。「1回の本番は、100回の稽古にも勝る」という言葉の通り、経験値という意味で演者のレベルを上げてくれるのではないでしょうか。このようにお祭りとは違って、緊張の中でのお囃子も、後継者にとっても指導する者にとっても、とても大切なことだと思います。
来年は平成最後の開催となります。そして再来年、第10回の記念開催は新しい元号の年、新たな時代を迎えて開催となります。 ますます、この集いが隆盛を極め、すべての団体がそろって新しい時代を迎えられたら、とても素晴らしいと思っています。