東京都郷土芸能まつりの会場として、長い間お借りしてきた立川の多摩社会教育会館が、事情により昨年12月をもって閉館となりました。これにより今回は地元あきる野市の「秋川ふれあいセンター」で開催されました。
このホールの座席数は240席で、キャパとしては今までの849席と比べると三分の一ほどの会場ですが、この公演の来場者数を考えると、このくらいのキャパでちょうどいいのではないかと思っていました。案の定いい感じでした。
受付配布用のプログラム350部が、最後ちょっと足りなくなった、ということでしたので、来場者は例年よりもいくぶん増えたのかと思います。
この会場は最寄り駅からすこし遠いので、ほとんどの方が車での来場です。ただ、駐車場は58台分しかなく、最後まで満車の状態でした。また周辺には飲食店やコンビニなどもないので、昼を挟んで観覧される方は不便だったかもしれません。
駅前の秋川キララホールと比べてしまうと、見劣りしてしまいますが、総合的なパフォーマンスとしては素晴らしい点がたくさんあり、次回の開催もおそらく、この会場をお借りする事になるのではないでしょうか。
協会役員として主催者側の立場で準備から携わりました。とにかく10名ほどの役員で一切合切を仕切らなければならず、しかも初めて使用する会場とあって、不備や不行き届きがあったかもしれません。近日中に反省会の開催が予定されていますので、たくさんの意見交換をおこない、次回に活かしたいと思います。
参加またはご来場くださった皆様、お気づきの点等ありましたら 遠慮無くお寄せ下さい。
さて当会の出演については、八王子いちょうホール公演と、この東京都郷土芸能まつりは、レギュラーメンバーを揃えて臨むのが慣例です。そして毎年の事ながら、この時期の出演は風邪やインフルエンザによるメンバーの急な欠場に備え、しっかりと補欠を作って稽古をしました。
しかし今回は地元開催ということもありましたので、家族も応援に来られますし、本番の舞台で演じるということは、なによりも成長につながります。来年も地元開催になるようなら、ひとりでも多くの子ども達に、この舞台を経験させてあげることも来年の課題として考えようということになりました。