「第7回葛西・神田流囃子の集い」が去る平成28年12月4日(土)、五日市会館ホールにおいて開催されました。平成22年5月に第1回が開催され、早くも第7回を迎えました。
この集いはあきる野市の同系統および同流派16団体の囃子連により、技術の向上と融和親睦を目的として、年に一度開催されます。 今年は三内囃子連、舘谷八幡神社囃子保存会、下町はやし連の皆様が合同幹事を務めてくださり、盛大に開催されましたこと、心よりお祝い申し上げます。
毎年この時期に開催されますので、いってみれば囃子を披露しながらの忘年会という感じで開催されてます。一般席をもうけてどなたでもご入場いただけるようになっていますが、宴会の席にお越しいただいているようで、心苦しさも否めません。素の姿をご覧いただくという点では面白味があるということでご容赦ください。こんなもんでございます。
昨年から幹事輪番制になり、それぞれのチームカラーが表れる企画で楽しませてもらってます。今年は「還暦岡目」と題して、参加団体のメンバーから還暦をむかえる皆様がピックアップされ、岡目を演じるという、郷土芸能というより宴会芸のようなオカマ・・ではなく・・・オカメが演じられまして、大変盛り上がりました。これをサポートする囃子方のトンビは、あまりの衝撃に、口輪筋が痙攣を起こし、音が出なくなるというハプニングもございましたが、参加した子ども達に、「数十年後は自分もああなるのかぁ」と、希望と絶望を与えた、超教育的段物を披露してくださいました(笑)
すでに、来年は12月3日(日)という開催日も決まり、益々この16団体の繋がりが、意味のある枠組みになりますことを期待いたします。幹事団体の皆様、大変ありがとうございました。