上町自治会館清掃(2015)

どこの団体でもやっていることだとは思いますが、私たちの団体も練習場所の大掃除を年に一度、全員参加でやっています。つきなみですが、お囃子団体は継承と保存をするのが大きな目的、と言われていますから、練習をしてお囃子を覚えなければなりませんし、楽器や衣裳など、先人から受け継いだ道具も管理しなければなりません。ですから、活動の拠点となる場所が必要です。
そんな大切な場所を、全会員でお掃除するということは、当たり前のことなのですが、当たり前のことを、当たり前のようにやるのが実は意外と難しいのです。今年もたくさんの会員が集まり、短時間で内容の濃いお掃除が出来たとことはとても素晴らしいことだと思いました。
こんな形で大掃除を始めて、今年で9年目です。決して古い行事ではないのですが、始めた頃から小学校低学年のちびっ子が、狭い場所の草むしりをするのが恒例になっています。今回も小さい軍手をはめて一生懸命草むしりをしていたところ、それを見た中学3年生が「私たちもやったよね、でも、もうあの隙間に入ってしゃがめなーい」って同級生3人でケタケタ笑っていたのを見て、「たしかにこんなでかくなりやがったからなぁ」と口に出すとセクハラとか言われそうなので、そっと心の中でつぶやきましたが、9年という歳月は、伝統とか言う物差しで測れば短くても、あのちびっ子がこんなに成長する時間、と考えれば、とても長い時間です。
それもそのはず、よく考えてみると、おじさん達にとっての9年は、人生の5分の1か6分の1ですが、中学3年生にとっての9年は人生の半分以上なわけで、物心ついた頃から、当たり前のように毎年この掃除をしているんですよね・・ ってことは、おじさん達より凄いってことじゃん! そんな彼らを大切にしなければいけないなぁ、と改めて感じました。