小中野のらぼう祭り(2015)
「今年は晴れ女、晴れ男がそろってるから、天気は大丈夫ですよ!」と、小中野の指導部長が嬉しい予言をしてくれまして、前日の天気予報では少し怪しい雲行きになるようなことを伝えてましたが、指導部長の思いが天に通じたのか、最高の陽気で、「小中野のらぼう祭り」に参加することができました。
お囃子の参加団体は昨年同様、五日市から当会の他、榮町囃子連と下町はやし連が参加しました。このお囃子共演の目的は、子ども達を中心に、親睦を深め、技術の向上と、伝統文化の発展、というものでしたので、どの団体も子供を中心にメンバーをそろえて参加しました。お互いの演技に刺激されるでしょうし、大勢の人の前でお囃子ができる機会があるということは、普段の稽古にも目標ができます。このような素晴らしい機会を作って下さいました関係者の皆様をはじめ、おもてなしをして下さいました小中野囃子保存会の皆様に感謝申し上げます。
このイベントは、地元有志の皆様が実行委員会をたちあげて開催しているお祭りで、それに地域青年会の皆様と、小中野囃子保存会の皆様が協力して実施されています。 「のらぼう」とは菜花の一種で、五日市周辺では、江戸時代に伊奈備前守という代官がタネを配布して栽培をすすめ、天明・天保の飢饉のとき、このおかげで多くの住民の命が救われたと伝えられており、神社の一角にその石碑が建てられている、という当地ゆかりの菜っ葉です
今年も先着順でのらぼう無料配布に長い行列ができていました。その他にも町内の皆様が手作りの品を持ち寄り販売されていてとても賑やかです。なかでも小中野囃子保存会の浦野会長が作るチャーシューが大人気でして、昨年より増量し80本作ったらしいですが、なんと販売開始前に予約が殺到、店開きせず完売だったそうです。ありがたいことに私の分はしっかりと取り置きしておいて下さり感謝です。「次は五日市のお祭りに作って持ってくからよ!」と、嬉しいお約束を頂きました。もったいないからうちのメンバーには食べさせませんけどね(笑)