第43回東京都郷土芸能まつり(2015)
昨年は雪のため中止になり、今年は2年ぶりの東京都郷土芸能まつりでした。 2年間とは長いようでもあり、短いようでもあり、やってることも変わらないようでもあり、でもいろいろ考えて見ると違うことがたくさんあったりで、時の流れを感じます。 前回のモドキ&岡目は中学三年生でしたが↓
今回は小学校二年生と三年生のコンビがデビューしまして、ぼちぼちと新人が育ってます。 変わったという点では、東京都郷土芸能協会の会長も変わりまして、少しずつ新しいことにチャレンジしようと、この公演に出演した子どもから、元気の良かった子、演技にキラッと輝くものがあった子など、まぁある意味主観的な選抜ですが、10名ほどが選ばれ、閉会式のときに壇上へ呼ばれて会長より記念品を頂くことが出来ました。
子どもにとっては、とても励みになりますし、刺激にもなります。なりよりもこの公演に向けて指導にあたる方々にとっては、子ども達のモチベーションアップのアイテムとして使えるかもしれません。公演後に行われた意見交換会では、この新しい試みに対して、大勢の賛成意見が出ておりました。
毎年この時期はインフルエンザが流行し、出演メンバーが欠けたりして慌てることが多いことや、受験生は真っ只中ですからメンバー構成や演目に工夫が必要です。当会は前回よりも参加人数が多かったのですが、余裕を残して配役をし、舞方は補欠をつくって構成しました。
演目は当地域の鎮守「阿伎留神社」の御祭神である「大物主神」にちなんで、神楽の「三輪神杉」の一幕をモチーフに舞の演出をしました。持ち時間が8分なので、かなり無理もありましたが、稽古はストーリーがある方が進めるのが楽なようです。
このお話は現代で言う大人のラブストーリーです。ちびっ子に説明するのに神経を使いましたが、興味が持てたらしく、真剣に聞いていました。何はともあれ今年も無事に終わってめでたしめでたしでした。