● 平成21年10月10日(土)
会計監査会及び予算審議会
【場所】:上町自治会館 |
平成21年度の会計監査及び平成22年度の予算審議会を実施しました。
定例議案に加え、総会に提出する会計細則について協議しました。
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● 平成21年10月22日(金)
平成22年度定期総会
【場所】:割烹 紀伊国屋
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議案書の通りすべて可決されました。
※議案書及び精算書は「会員専用ページ」よりご覧頂けます。(会員のみ、要パスワード)
・新役員についてはこちらから
・承認された「会計細則」は会員専用ページへログイン
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● 平成21年10月31日(土)
あきる野市郷土芸能連合会
「郷土芸能研修会」
【場所】:五日市会館
【時間】:午後6時より
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あきる野市無形民俗文化財に指定されている団体を中心に、各地域に古くから伝承されてきた熟練の囃子、そして舞を一堂に会して披露してくださいました。
当会では、大人25名、子供15名の計40名でこの研修会に参加させていただきました。
予定では、8団体が演技を披露してくださることになっていましたが、新型インフルエンザの影響で急きょ2団体が不参加となりとても残念でしたが、参加された団体は伝統技の粋を結集して演じてくださり、大変勉強になりました。
今後のあきる野市における伝統芸能の保存と発展に大きな影響を与えてくださったと思います。
当日の演技を収録したDVDを頒布してくださる予定だそうですので、非常に楽しみにしております。
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● 平成21年11月5日(木)
東京都教育委員会地域指定
「日本の伝統・文化理解教育推進地域モデル事業報告会」
【主催】:あきる野市教育委員会
【場所】:秋川ふれあいセンター
【時間】:午後2時より
★あきる野市立五日市小学校の依頼を受け、当会より河野、田辺、池田、平野の4名が出席しました。
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あきる野市教育委員会では平成19年度から3年間東京都教育委員会の地域指定を受け、地域の伝統・文化への理解を深め、愛着と誇りをもって生き生きと生きる子どもの育成を目指して、市内全小・中学校の教育課題への位置付けを明確にした取り組みを推進してこられました。
※研究主題
『日本の伝統・文化を理解し、輝いて生きる、あきる野の子どもの育成』〜郷土の伝統・文化の体験を取り入れた授業の工夫〜
※研究のねらい
地域の伝統・文化への理解を深め、愛着と誇りをもって生き生きと生きる子どもを育成するために、次の視点から授業のあり方を研究、実践し、教育課程の位置付けを明確にした取り組みを推進する。
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地域の伝統・文化について基本的な理解を図り、体験的な学習を通して深める授業の工夫
A
地域の伝統・文化への愛着と誇りをもち、発信・交流を図る授業の工夫
B
地域の伝統・文化の継承の尊さを実感し、大切にしようとする心情を育てる授業の工夫
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● 平成21年11月21日(土)
ご結婚披露宴祝い囃子
【場所】
昭島市「フォレスト・イン」
【時間】午後5時30分出演
【参加者数】大人11名 子供9名
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ご新郎様からの依頼を受け、結婚披露宴のアトラクションとして祭り囃子をご披露させていただきました。
ご新郎様は、阿伎留神社例大祭の神輿担当人として大変ご活躍されている方で、ご来賓にもお祭り好きなご友人がたくさん出席されていたことから、祝い囃子が始まると太鼓の音につられ、いっしょに踊り出す方が続出するという大変な盛り上がりのある披露宴のアトラクションとなりました。
今回、当会の新しい演目として、七福神大黒天が打出の小槌と扇子を使い岡目と共に舞い、その後お祝いの口上を述べるという、おめでたい席にぴったりの演出をさせていただき、会場の皆様に大変喜んでいただきました。
偶然にも平成22年のお正月に【武蔵五日市七福神】がご開帳されるということで、タイムリーな演目であったとご好評いただいたところでございます。
【武蔵五日市七福神】の詳細はこちらから
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● 平成21年11月22日(日)
ご結婚披露宴祝い囃子
【場所】八王子市「日本閣」
【時間】午前12時30分出演
【参加者数】大人11名 子供9名
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当会会員のお兄様のご結婚披露宴に、アトラクションとして祝い囃子をご披露させていただきました。
本日の披露宴演出の目玉として、新郎新婦のお色直しの時に、サプライズでご新婦様はお父様と、ご新郎様はお母様と退場していただくという企画があり、祝い囃子の生演奏をBGMに退場したいというクライアントのご希望がありましたので、静物である「鎌倉」を2回組み込む構成で演奏させていただきました。
ご新婦とお父様がサプライズの退場というと、アンジェラアキやオフコースといったメロディアスな曲をBGMに使い、お父様が思わず目頭をぬぐうような演出が一般的かもしれませんが、ご新郎・ご新婦共にお祭りが大好きというお二人の披露宴にふさわしく、祭り囃子という「粋」な演出で、どちらのご両親もとても嬉しそうな表情をされていたのが印象的でした。
また、前日にご好評を頂いた七福神大黒天の舞や、道化や岡目を演じるこども達が扇子を使って「おめでとう」のメッセージを形作る演出などに会場の皆様から大きな拍手を頂きました。
2日連続してご結婚披露宴というおめでたい席で祝い囃子を演じさせていただけたことは誠に光栄の極みでございます。このようなありがたい機会を頂戴しましたこと。会員一同心より感謝申し上げます。
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● 平成21年12月5日(土)
上町囃子連交流懇親会
【場所】五日市地域交流センター
3階茶室
【時間】午後6時開会
【参加者数】大人24名 子供17名
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この交流懇親会は正会員と子供会員そしてその保護者である協力員が一堂に会して交流できる貴重な場として、伝統文化こども教室の終了後に反省会を兼ねて開催しており、今回で4回目となります。
今年3月からの事業を振り返り、会長および幹事長が総評を述べた後、出席者ひとりひとりがこの9ヶ月間について感じたことや反省点、今後の目標などを発表しました。
特に保護者の皆様には、普段こども達が自宅でどんな様子でお囃子に取り組んでいるかお話しして欲しいとお願いしたところ、
食事時にお箸を持つとテンツクはじめて、いつもうちの子の頭の中はお囃子で一杯ですというご家庭があったり、
兄弟3人でお囃子に参加しています。うちの中はいつも笛や鉦の音がして、一年中お祭りのようです。このくらい熱心に漢字を覚えてもらいたいです。
というお母さんのお話に会場が笑いに包まれたり、
とても貴重な意見交換が出来ました。
その後、過去9ヶ月間、12回の事業を記録したDVDを鑑賞しながら懇親を深めました。
最後に毎年恒例の子供会員MVPの発表がありました。
今回は小学校5年生の山川綾香さんが栄誉あるこの賞に輝き、会長から表彰状と指導責任者から記念品を授与されとても嬉しそうでした。
山川さんは伝統文化こども教室全27回の講座を皆勤で受講したことに加え、大人でも難しいとされる静物「四方伝」や「鎌倉」そしてアレンジ曲である「上町ばやし」の大胴を短期間でマスターして阿伎留神社例大祭でそれを奉納したことや、
先月21日・22日に出演したご結婚披露宴祝い囃子の大胴補欠として全てのリハーサルに参加し、大人レギュラーを補佐したその実力を評価され、講師全員一致で選ばれました。
もちろんこども教室に参加したその他18名のこども達も本当に熱心にお囃子に向き合い、出来ることなら皆に賞をあげたいところですが、
「チャンスは平等に与えるが、結果は必ずしも平等ではない」世の中は得てしてそういうものなんだということを教えようという当会の指導理念に基づいた Most
Valuable Player なのです。
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●平成21年12月31日(木)
平成22年元旦奉納囃子準備
場所:阿伎留神社
参加者:大人11名 子供1名
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午後1時に上町会館へ集合して、衣装・道具一式を準備する。
その後、阿伎留神社へ向かい神楽殿の清掃を行い提灯や紅白幕のセッティング。
本年も来住野工務店様のご厚意で本日より2t車をお借りできたため、山車の準備も完了。午後3時に解散した。
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●平成22年1月1日(金)
阿伎留神社元旦奉納囃子
参加者:大人20名・子供14名
(合計34名)
場所:
・阿伎留神社神楽殿
・五日市上町地区
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前日の予報では今年一番の寒さになると伝えられていた元旦ですが、たしかに風は冷たかったものの日差しは強く比較的過ごしやすい元日でした。
あらかじめ例年よりも薪用のドラム缶をひとつ追加して準備していたこともあり、神楽殿横での待機も寒さに凍えることなく過ごすことが出来たようです。
前日の予報を心配してか今年の参拝者は心持ち少なかったように思えました。
今年も下町はやし連の皆様が参拝をすませ立ち寄ってくださいましたが、このあと武蔵五日市七福神のセレモニーがひかえているということで、残念ながら神楽殿で奉納囃子をご披露していただくことが出来ませんでした。
しかし地域活性化のために郷土芸能であるお囃子が活躍できると言うことは、当会にとりましてもとても嬉しいことだと思います。
阿伎留神社神楽殿での奉納囃子を終了した後、山車による町内ごひいき様を廻る、門付け囃子を行いました。
午後からの日差しはさらに強くなり、おそろいの刺し子被布半纏を脱ぎ捨て、桶胴太鼓による囃子を加えて、獅子舞が一軒一軒心を込めて厄払いをさせていただきました。
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●平成22年1月1日(金)
特別養護老人ホーム
「社会福祉法人 福寿会」
福生ことぶき苑様
「元旦門付け囃子」
場所:
〒197-0005
東京都福生市北田園
1丁目56番地1
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本年も特別養護老人ホーム「福生ことぶき苑」様のご依頼により元旦門付け囃子にお伺いいたしました。
大人による桶胴太鼓・小締め太鼓・笛・鉦の囃子方と獅子舞、それに加えてこども達の岡目・ひょっとこ部隊を編成して厄払いをさせていただいております。
子供の舞子については、昨年一年間で目立って上達した子を選抜して連れて行くことになっており、今年も選ばれた3名のこども達が、お集まりいただいた入居者ひとりひとりに握手をしてまわり、新年のご挨拶をさせていただきました。
また、獅子舞も皆様の頭を噛んでまわり、無病息災の厄払いをさせていただきました。
昨年同様、皆様の満面の笑顔に加え、喜びの涙をこぼす方もおられ、毎年のことながらご披露させていただく私達も伺って良かったなぁと、年初より充実感を味わわせていただいているのが正直なところでございます。
本年も入居者の皆様、職員の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
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●平成22年1月23日(土)
あきる野市立五日市小学校
「道徳授業地区公開講座」出演
場所:
あきる野市立五日市小学校体育館
時間:
午前11時25分より
プロジェクト参加人数:大人13名
当日Staff:大人10名
子供出演者:14名
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東京都教育委員会では、家庭、学校及び地域社会が連携して子供たちの豊かな心をはぐくむとともに、小・中学校等における道徳教育の充実のために、平成10年度から都内公立小・中学校等で道徳授業地区公開講座を開催してきました。
今回当会では、あきる野市立五日市小学校で開催されたこの講座の講師としてお招きいただき、道徳教育と郷土芸能の関連性や、地域社会と関わりを持って暮らすことの大切さについて講演をさせていただきました。
テーマとして「勇気と責任感そして素直な気持ち」を掲げ、大人から子供まで世代を超えて楽しく参加出来る伝統行事や郷土芸能の素晴らしさを解説し、そのなかで人と人が深く関わりを持って暮らすためには「勇気と責任感そして素直な気持ち」が必要であることをお話しさせていただきました。
会場となった体育館には、全校児童約600名に加え200名ほどの保護者の皆様と教職員の皆様が集まってくださり、当会が受け持った30分の講演に熱心に耳を傾けてくださいました。
最初は、プロジェクタースクリーンを使い8分ほどテーマに沿った講演を行い、つづいて低学年でも理屈抜きでこのテーマを感じてもらえるようにと、当会で制作したショートムービー「ボクのおはやし日記」を上映して日頃当会のこども達がどのようにお囃子と向き合い、大人と関わっているかを視覚的に伝える工夫をいたしました。
最後に、当会の小・中学生だけで編成したメンバーによる神田囃子を披露しました。
演目は屋台・仁羽・屋台古囃子・神田丸を上町流にアレンジした「上町ばやし」にあわせ、岡目・ひょっとこが会場に愛嬌を振りまき、また迫力ある獅子や天狐が登場し会場を盛り上げました。
こどもメンバーだけで出演する大きな舞台は今回が初めてでしたので、出番を待つ舞台袖でのこども達の表情は不安と緊張でいっぱいでしたが、
普段からまっすぐにお囃子と向き合い、この日のためにたくさんの時間をかけて厳しい練習をこなしてきた充実感とが混在するとてもいい顔をしていました。
どうやら今回のこの講演で一番道徳を学べたのは当会のこども達だったかもしれません。
このような素晴らしい機会を与えてくださいました関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
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●平成22年2月11日(木)
【建国記念の日】
第38回東京都郷土芸能まつり
場所:
東京都社会教育会館(立川市)
出演時間:
午後2時50分より
プロジェクト参加者:
大人12名
子供9名
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例年この芸能祭は日曜日に開催されていますが、今年は祝日(建国記念日)の木曜日という変則開催でした。
その影響なのか、参加団体が15団体と少なく、客席も空席が目立ちました。【プログラム】
当会ではこの芸能祭を定期行事として参加していますので、毎年元旦奉納囃子が終わると余裕を持ってリハーサルの日程を組み、計画的に練習を行っていますが、今年は一月の出演スケジュールとの関係で例年に比べ準備期間が短く、出演者は各自の課題を調整するのが大変でした。
今回は舞の構成に「こどもの人形振り」と「二丁扇」そして「親子獅子」を取り入れました。
親子獅子は子獅子の作製から始めましたので、この舞台までに間に合うかどうか心配でしたが、無事に披露することができ、会場のお客様には大変喜んでいただけたと思います。
囃子の構成は昨年組まれたものと同じですが、道化を演じる「仁羽」において、系譜をたどれば本来の打ち方である黒沢流の「仁羽」を取り入れたことが特徴的でした。
この「仁羽」は当会発足当時から使用している教則書の中に「仁羽ふるばやし」という曲名で記載されているもので、本来ならばこの打ち方が当流派の正当な「仁羽」であるはずなのですが、“ふるばやし”という特別な位置づけとして五日市地区ではあまり演じられていないのが現状です。
またこの「仁羽」は、とても趣があり味わい深いリズムなのですが、“刻み”と“間”が独特で、大胴の絡み、笛の切りやつなぎにも難しさがあります。
しかしその反面、上手に鳴り物の息があった時には、道化を舞う者にとっては動きやすく、所作の切りが引き立つという素晴らしさがあります。
当会ではこれを機に、この「仁羽」の時代的背景や舞との相関性についてさらに研究を重ね、積極的に囃子の構成に取り入れていきたいと考えております。
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●平成22年4月7日(水)
平成22年度新規会員募集事業
《見学説明会》
場所:
上町自治会館
時間:
午後7時より
参加会員数:
大人10名
子供15名
見学者数:
保護者5名
入会希望者子供6名、大人1名
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五日市では今まさに桜が満開のこの時期、入学・進級をむかえたこども達を対象に、新規会員の募集を行っております。
今年の見学説明会には6世帯7名の入会希望者がお越しくださり、こども達の練習風景を見学され、入会に関するガイダンスに参加してくださいました。
今回の入会希望者は小学校1年生から21歳の若者まで、なんと7名全員が男子という嬉しい状況でした。
会長、幹事長の挨拶につづき、まずはさっそくこども達のお囃子を披露しました。
鳴り物は小・中学生のメンバーが担当し、舞は獅子、狐、岡目、ひょっとこ、猿など、全て小学生メンバーが自分の得意とする演目を披露しました。
獅子と狐が登場すると、お母さんに連れられいっしょに見学に来ていた小さい子が号泣してしまうというハプニングもありましたが、まじかで見る舞の迫力に、見学のこども達も目を丸くして見入っていました。
10分ほど演技を披露した後、見学者7名は体験練習に参加しました。
その間、保護者の皆様には別室で担当者より入会に関する説明をさせていただきました。
見学のこども達は保護者と離されチョット不安そうでしたが、いくつかのグループを作り、子供同士で仁羽のツケを教えあわせてみたところ、楽しそうに、また教える方も教えてもらう方も真剣に取り組んでいる姿に驚かされました。
こども達の底知れぬ可能性と成長に感心するばかりでした。
最後は、交代で実際の太鼓に触れ、音色や太鼓の感触を体験しました。
しかし、入会して練習に参加しても、すぐに太鼓には触らせてもらえません。
礼儀作法、姿勢、バチの持ち方から厳しい指導を受け、仁羽の練習に入るまでには、みっちりとリズム練習だけを行います。
保護者の皆様への説明では指導方法について「学校ではありませんので先生と生徒ではありません。師匠と弟子であるとご理解下さい」とお願いしました。
師匠と弟子は親子兄弟も同然、深い愛情を持って接しますが上下関係の上に成り立つ理不尽さもあると・・・。
さらに「お囃子は、習い事ではありません。自分の為だけに習うのではなく、いつかそれを誰かに教え、伝える責任がある奉仕活動なんです」ということもお話しさせていただきました。
当会では後継者育成は社会教育の一環であるとの理念に基づき、「チャンスは平等に与えるが、結果は必ずしも平等ではない。自分の存在価値は自分で高める努力をしよう。社会とはそういう場所である」ということを学んでもらいたいと思っております。
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●平成22年4月25日(日)
平成22年度上町自治会館清掃
集合:午後2時30分
開始:午後3時
終了:午後4時
参加者:大人16名、子供13名
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4月は各地で春祭りが開催され、祭り囃子を伝承されている団体は日頃の練習の成果を存分に発揮されたことでしょう。
多摩地区にはたくさんの伝統芸能があり、それぞれの地域で精力的にその伝承活動を展開しています。
地域に愛され、地域に根付いて継承されていくためには、それに携わる者としての責任が必要です。
伝えられた者は、同時にそれを伝えなければならない責任が発生するのです。
それには膨大な時間と労力が必要であり、日々の練習の積み重ねが不可欠です。どの団体もその練習場所の確保には苦慮されていると思います。
祭り囃子の音はその目的からして、とても大きく、遠くまで響きます。
地域の理解と協力がなければ練習場所を確保することさえ難しいのではないでしょうか。
当会は幸いにも地域の皆様の温かいご理解をいただき、年間を通して上町自治会館を使用させていただいております。
その練習場所を、感謝の気持ちを込めて自分たちの手で清掃することは至極当たり前のことで、技能を習得する以前の心構えだと考えております。
今回も大勢の会員および保護者協力員の皆様に参加していただき隅から隅まで清掃することができました。
ありがたいのは子供会員の父兄の皆様が率先して参加してくださることです。郷土芸能伝承活動の本質を深く理解されている証しだと感謝しております。
このような家族に愛されて育つこども達は必ず日本の未来を支えてくれることでしょう。
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●平成22年5月2日(日)
平成22年度あきる野市郷土芸能連合会総会
開会:午後2時
会場:五日市会館
出席者:橋本、田辺 |
平成21年度事業報告・決算報告・会計監査報告、平成22年度事業計画・事業予算などの議案が約1時間に わたり審議されました。
本年度は、昨年開催された郷土芸能研修会の開催予定はないようですが、来年23年度はキララホールで発表会形式の芸能祭を開催する予定だそうです。
本年度の懇親会の幹事は伊奈宮本囃子保存会の皆様が担当されました。重松流の多彩な舞とお囃子を披露して下さり、会場を盛り上げて下さいました。
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●平成22年5月23日(日)
第一回あきる野市 葛西・神田流囃子の集い
主催:引田囃子保存会
会場:中引田自治会館
開会:午後3時
出席者:大人9名、子供4名
参加団体:
・引田囃子保存会
・留原囃子保存会
・中澤囃子連
・上町囃子連
・小和田はやし連
・下町はやし連
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あきる野市における葛西・神田流の伝承起点となった引田囃子保存会様が主催され、「第一回あきる野市 葛西・神田流囃子の集い」が開催されました。
当初は会場を引田囃子保存会様の産土神である八雲神社境内の特設ステージとして実施される予定でしたが、あいにくの雨により急きょ同地域の自治会館で開催されることになりました。
”引田ばやし”は明治のはじめ青梅の小曽木村(現在の青梅市黒沢)柳川長吉師匠より伝授され130年以上の歴史と伝統を誇る郷土芸能であり、あきる野市の無形民俗文化財に指定されております。
系譜をたどると私ども上町囃子連は孫弟子に当たり、昭和60年代には引田囃子保存会様の稽古にお伺いし、ご教授をお願いいたしました。
今回の参加にあたっては会場の都合により各団体出演者10名限定演技という制約がありましたが、どの参加団体も比較的若手メンバーが多く、またその技量においても現代的才覚をもった非常に有能なメンバーが大勢出演されておりました。
さらに、柳川長吉師匠が囃子を伝搬された最終の地、神奈川県津久井地区で活躍される「中澤囃子連」様もご出演され、すばらしい演技をご披露してくださいました。
このように同流派における有意義な集いが開催されたことは秋川流域伝統芸能の発展にとって新しい第一歩になったと確信すると同時に、百有余年の時を刻み、柳川長吉氏の「志」が秋川流域に花開く瞬間を目の当たりにして身震いする感動を覚えました。
「志」とは「命」と同じであり、「志」が連なり引き継がれていくことは「命」が継がれていくことであると伝統工芸師を特集したTV番組で語っていましが、まさに柳川長吉氏の「命」は今も息づいていると感じました。
次回「第二回」の開催は留原囃子保存会様が先達となり来年開催すると宣言されました。
永遠に「命」が継がれることを願って止みません。
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●平成22年6月19日(土)
阿伎留神社神輿渡御300周年行事
第1回上町検討委員会
開会:午後7時より
場所:上町自治会館
《議事》
1.開会
2.あいさつ
3.議題
(1)検討委員会の設置
(2)神輿渡御300周年行事
企画検討
(3)その他
4.閉会
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1715年(慶長5年)は徳川家康の100年忌にあたり、諸国ではこぞって華やかな祭礼を執り行いました。
阿伎留神社においても、五日市宿の繁栄と活性化を祈念して神輿御仮屋を新調し、
それまでは、9月28日の夜半、秋川の川原に降りて終夜祈祷の後、29日本社に還御する例大祭であったのに対し、
9月28日例大祭初日に街道沿いに御旅所を設けて神輿を納め、9月29日宿内神輿巡行をした後、神輿を本社へ還御するという祭礼方式に改めました。
このスタイルになってから、5年後の2015年(平成27年)で300年を迎えます。
その奉祝記念行事の検討委員会が阿伎留神社総代会を頂点として発足し、当町内においても去る19日、上町検討委員会を立ち上げました。
上町検討委員は上町自治会役員5名、神社総代2名、上友会役員3名、上町囃子連1名 計11名
上町囃子連は自治会役員、神社総代として2名重複しているため、事務局長三浦1名を検討委員として選出しました。
※議事録は随時「会員専用ページ」に掲載
「検討委員会資料より」
余談ですが、1715年例大祭の形態を改めると同時に祭礼に関わる費用は五町内(上町、栄町、東町、下町、仲町)で負担するという約定書を神社に差し入れ現在に至っています。
また、1888年(明治21年11月)阿伎留神社の本殿及び拝殿が再建されて以降、9月30日も加え、例大祭は三日間となり現在に至っています。
ちなみに、2015年(平成27年)の例大祭は、
担当町内は「下町」
日程は、
9月28日(火)
9月29日(水)
9月30日(木)
となります。
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●平成22年6月30日(水)
阿伎留神社水無月祓い奉納囃子
【集合】
午後3時30分 上町自治会館
【子供寄せ囃子開始】
午後5時 阿伎留神社神楽殿
【奉納囃子】
午後6時30分 阿伎留神社神楽殿
【参加人数】
大人14名、子供15名
協力員5名
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「水無月祓い」は6月30日(本来は旧暦の6月29日)に半年間の罪、穢れを祓い、あと半年の無事を祈るというお祭りです。 「夏越の祓い」ともいわれ無病息災、悪厄退散を祈って、茅の輪をくぐります。
私達の産土神である阿伎留神社でも9月の例大祭と、この水無月祓いを年二度の大祭として毎年行い、神楽殿ではお囃子、和太鼓、津軽三味線、お神楽などを催します。
また境内のまわりには約50店もの露天商が賑やかに立ち並び、地域の人々がたくさんお参りに訪れます。
このイベントを担当されている仲町・小庄青年部の依頼を受けて二年に一度、留原囃子保存会と上町囃子連が、お神楽や奉納囃子を演じさせていただいております。
昨日は夕方からものすごい雷雨があったのでどうなることかと心配しましたが、今日は午前中に”にわか雨”があった程度で、午後3時頃からは晴れ間も出てきました。
雨上がりのムシムシした暑さはありましたが、無事に奉納囃子をおこなうことが出来ました。
当会は午後5時からはじめる「子供寄せ囃子」と午後6時30分からの「奉納囃子」を担当しました。
この日のためにこども達はAチーム、Bチーム、Cチーム、そしてZチームと命名した鳴り物組を結成し、練習に励み、この本番に挑みました。
Aチームは小学校高学年と中学生で編成した鳴り物方、舞方共に全員が得意演目を担当するバランスのとれた小若ベストチーム。
Bチームは中学生、高校生を中心に編成され、男子が太鼓、女子が笛と鉦を担当して、女子の繊細さと男子の力強さを表現した小若ベテランチーム
そしてなんと言っても今回の目玉、Cチームは、鳴り物全てを小学校4年生の女子で担当する初々しくも可憐な小4レディースチームです。
入会から二年間かけて練習し、ようやく今回のデビューにこぎつけました。
ほとんどが小学校二年生で入会した子で、皆休まずよく練習に通ってきています。
しかしこのメンバーは、いままで数え切れないほど練習中に悔し涙を流しました。まぁとにかく皆よく泣きました。
実は当会では「練習参加7つのルール」というのがあり、その中のひとつに「泣いてもいいけど、無理、出来ないは言わないこと」というのがあるんです。
だからといってそんなに泣かなくてもいいのに・・というくらいみんな泣きました。
それでもめげずに続けているんですから、本当にお囃子が好きなんでしょうね。そのくらいの子供のほうが上達が早いような気がします。
まだまだ未熟なところはたくさんありますが、最年少チームのデビューとして当会の歴史を塗り替えたことは、彼女たちの大きな功績ではないでしょうか。
さて、Zチームですが・・。
今回は時間の関係で出演予定がカットされました。
このチームは大人混合のスペシャル編成なので、現時点ではシークレットとしておきます。
8月7日(土)あきる野夏まつりでのデビューを目標に今後も練習に励む予定です。
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●平成22年7月24日(土)
第6回福生ことぶき苑様納涼祭参加
【日程】
15:30 |
山車準備開始 |
16:30 |
上町自治会館集合 |
17:00 |
現地到着 |
17:45 |
寄せ囃子開始 |
20:00 |
終了 |
22:00 |
片付け終了後解散 |
【参加人数】
大人11名、子供19名
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福生ことぶき苑様がオープンされてから毎年この納涼祭に参加させていただき、今年で6回目となります。
この時期、この時間帯はいつも夕立の心配をいたしますが、過去6年を振り返ってみても、雨で困った事が一度もありません。助かります。
当初よりことぶき苑様から「できるだけ子供達のお囃子で会場を賑やかにしてほしい」とのご希望をいただいておりますので、小学校一年生から高校一年生までこの日のために稽古に励み、昨年の子供16名の記録を塗り替え、今年は19名の子供と11名の大人、総勢30名で参加させていただきました。
舞方には、「入所者の皆様の近くまでいって踊り、なるべくたくさん握手をして、みんなの元気をお年寄りにわけてあげなさい」と指導しました。
帰宅後の反省会で「握手をしたら嬉しそうにギュッと手を握られ、なかなかはなしてくれなかった。楽しそうにしているおじいちゃん、おばあちゃんの顔を見て自分も嬉しくなった」という感想を聞きました。
こども達にとりまして普段の練習の成果を大勢の皆様の前で披露できる貴重な機会であると同時に、お囃子の醍醐味を経験できる大切な勉強の場にもなっています。
是非来年もこの納涼祭に参加できますこと、心より願っております。
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●平成22年7月13日(火)
【第1回特別出稽古】
●平成22年7月27日(火)
【第2回特別出稽古】
※時間:午後8時
※場所:留原自治会館
参加者:7名
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当会発足当時から指導をしていただいている、留原囃子保存会様の稽古に今月は2回の予定で栄町囃子連様と合同で参加させていただきました。
留原囃子保存会様は、明治20年頃引田村(現在のあきる野市引田)の祭り囃子を習得され、あきる野市では最も伝統のある団体のひとつです。
また、自団体の継承のみならず、この祭り囃子を近隣8カ所の町内へ伝承され、旧五日市地区郷土芸能の礎を築いた師匠団体です。
この功績は、地域伝統文化の発展に於いて計り知れぬ程の大きいものとなっています。
当会が大人の稽古に参加させていただくのは実に24年ぶりになります。当時を振り返ると、古老方々が指導してくださった稽古に緊張して手が震え、思ったように囃せなかった記憶がよみがえりました。
今回当会では若手を中心に参加させていただきましたが、やはり皆同じように緊張していました。これはお囃子に対してまっすぐに向き合っている証しであり、とても必要なことだと思っております。
この2回の出稽古の目的は、四丁目(しちょうめ)玉入れの研究でした。当会も栄町囃子連様も伝わってはいるものの、いまいち理解に苦しむ部分があるということで、満を持して合同で教授していただく運びとなりました。
留原囃子保存会様の皆様には貴重な稽古の時間をさいて我々の指導にあたってくださり、本当にありがとうございました。
9月の阿伎留神社例大祭では、きっとあちらこちらで四丁目玉入れが響き渡ることでしょう。
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●第1回役員会
【日時】平成22年7月31日(土)
午後7時より
【場所】上町自治会館 |
【協議事項】
@今後の活動予定について
A会長人事並びに組織について
※議事録閲覧は会員専用ページへログインしてください。 |
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●第8回あきる野夏まつり
(第14回郷土芸能まつり)
【日時】平成22年8月7日(土)
【会場】秋川駅前大通り
【参加者】大人 17名
【日程】
15:30 |
山車準備開始 |
16:30 |
上町自治会館集合 |
17:10 |
上町自治会館出発 |
17:45 |
集合場所到着 |
19:15 |
パレード開始 |
20:45 |
パレード終了 |
22:00 |
片付け終了後解散 |
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連日猛暑がつづき熱中症の心配をするほどでしたが、この日は夕方になると比較的過ごしやすくなり、なんとか1時間30分のパレードを無事に終わることができました。
例年通りのタイムテーブルで山車を乗せ、さて準備完了と思いきや2t車がパンクしていることに気付き、集合場所へ向かう途中、タイヤ屋さんに寄り込み、パンク修理をしてもらうというアクシデントがありました。
タイヤの取り外しからパンク修理、そして取付までまで流れるような職人技に感心しているうち、アッという間に終わりました。さすが”餅は餅屋"とはよく言ったものです。
さて今年のこのイベントも大人会員だけで参加しました。
理由は昨年と同じく、来月の阿伎留神社例大祭に向け、普段こども達の指導に時間を割かれ、いくぶん練習不足になっている大人メンバーの実践練習とモチベーションアップが目的です。
途中からの参加も含め最終的に17名の大人メンバーが参加してくれました。
運転手と前後の交通係に計3名、ビデオ撮影係が1名、写真撮影係が1名、囃子方5名、舞方2名、舞方控え1名、以上の役割担当で合計13名、残り4名の予備方があるものの、今年は新人が2名参加していて、またその他のメンバーもそれぞれに得意分野があるため、どの担当でも交代できるわけではありません。
昨年と同じ大人17名でこの夏まつりに参加しましたが、なぜか今年は手不足気味でローテーションが大変でした。
今年はデビューが3名いました。
ひとりは小学校5年生から当会でお囃子を習い始め、なんと今回初めて舞方を担当しました。その役柄は”カッパ”でした。
このカッパの面も当会相談役の三浦源二様に寄贈していただき、この日はじめておろしました。
また、この日のために自ら緑色の生地を調達し、自らモンペ風の衣装を縫製して臨んだ、本人にとっては一大イベントだったと思います。
踊りもなかなか愛嬌があり山車に上がった途端、大勢のこども達に握手を求められていました。
あとで本人に感想を聞いたところ「なんか癖になりそうだ」とのことでした。20年の年月をかけ、ようやく一皮むけたということでしょう。
つづいては、笛のデビューでした。
こちらも16年選手ですが、40歳を過ぎ篠笛の習得にチャレンジしました。
こども教室の開催と同時にこども達といっしょに習い始めたので期間は3ヶ月です。
四十の手習いなどといわれ、最初は苦労していましたが、立派に屋台と仁羽を吹きました。
そして、最後は入会してちょうど4ヶ月になる21歳の若人です。突然祭囃子に興味を持ち、当会の門を叩いてメンバーになり、瞬く間に一通りの締太鼓を覚えました。
この日、人前ではじめて披露しました。
実は以上の3名が水無月祓い奉納囃子のZチームでした。
奇しくもあのときは時間の関係でデビューを逃しましたが、その間しっかりとそれぞれが練習でき、結果的には納得のいくデビューが出来たのではないでしょうか。
その他にもプチデビューがありましたが、とにかく自らが目標を作り、課題をこなして進歩することが大切です。
現状維持は退化です。なぜなら無情にも時間はドンドン過ぎてしまっているのですから。
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●八王子まつり見学
【日時】平成22年8月8日(日)
14:30 |
上町バス停前集合 |
17:10 |
JR高尾駅着 |
17:30 |
八王子八雲神社 |
18:30 |
八日辻合わせ見学 |
21:00 |
年番送り見学 |
21:30 |
終了 |
【参加人数】
大人5名、子供2名
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ご縁があり八王子祭囃子連合会の総代様とお会いしお話を伺える機会がありましたので、当会若手メンバーを集め、八王子まつり最終日を見学してきました。
八王子まつりは昭和36年に市民まつりとして始まり今年で50回を迎えます。現在では関東屈指の山車まつりとして広く知られています。
上地区の多賀神社と下地区の八雲神社の氏子中が19台の山車を繰り出し荘厳な山車の巡行を行います。
この山車の運行管理や囃子方をまとめていらっしゃるのが八王子祭囃子連合会様です。
この連合会の設立にご尽力された総代様をはじめ会長および事務局長の役員の皆様から八王子まつりについてたくさんの貴重なお話を聞かせていただくことが出来、大変勉強になりました。
今年で8回を迎える「あきる野夏まつり」の翌日の見学と言うこともあり、この格差には愕然としましたが、もちろん、八王子まつりをここまでの規模に育てるには、長い年月をかけ大勢の皆様の知恵と情熱があってこそだと思います。
あきる野市から栄町囃子連様が南新町の山車で囃子方としてご活躍されていましたので、この山車について八日辻合わせと山車年番送りを拝見いたしました。
当会見学者全員が、いつかはこの山車まつりに参加してみたい、との意見で一致しましたが、それにはまず当会の運営基盤を今以上にしっかりと固めることが必要だと感じました。
祭礼中のお忙しい時間帯にもかかわらず、当会の突然の訪問にこころよくご対応下さいました八王子祭囃子連合会の皆様に感謝申し上げます。
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●第8回あきる野夏まつり反省会
【日時】平成22年8月14日(土)
午後6時から
【会場】あきる野ルピア3階会議室
【参加者】三浦事務局長 今川監事
★会場の様子はこちら↓
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あきる野市郷土芸能連合会が主催して、第8回あきる野夏まつり(第14回あきる野市郷土芸能まつり)の反省会が開催され、当会より事務局長三浦及び今川監事が出席しました。
今年は例年に比べ一週遅い開催だったため、夏まつりや納涼祭、盆踊りなどと日程がかさなり、欠席する団体が目立ちましたが、それでも18団体の代表者が出席されました。
鈴木連合会長の挨拶で始まり、浦野副会長、事務局であるあきる野市教育委員会生涯学習推進課長のご挨拶の後、議事に入り@開催報告についてA良かった点、反省点等について、と続き、Aでは各団体より発言の場が設けられました。
当会からは、23団体もの囃子団体が一堂に会して囃子を演ずることができるのがあきる野夏まつりの優位点なのだから、車載山車の機動力を活用し、もっと観客に喜んでもらえる演出が必要ではないか、と提案させていただきました。
その他の団体からも、すばらしい提案がありましたので、是非それらが次回に反映されることを期待いたします。
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●平成22年
上町延命地蔵尊縁日奉納囃子
【日時】平成22年8月21日(土)
15:00 |
人足会館集合 |
16:00 |
子供会準備開始 |
17:50 |
開会式 |
18:00 |
イベント開始 |
20:00 |
イベント終了 |
21:30 |
片付け終了 |
21:30 |
反省会開始 |
22:30 |
中締め |
【場所】
桧原街道上町信号前駐車場
(旧代々木進学ゼミナール駐車場)
【参加人数】
大人15名、子供17名
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こども達の夏休みの思い出作りをコンセプトに、町内の親睦と延命地蔵尊のご供養を目的としてはじめたこのイベントも今年2回目をむかえることができました。
昨年よりもパワーアップして開催することができたと思います。
まず、大きく変更されたのが日程です。
本来この延命地蔵さまの縁日は8月24日なのですが、平日ではスタッフが足りず思ったような企画が実行できないと判断し、今年から24日の前の土曜日に開催することになりました。もちろん24日は例年通り縁日としてご供養行事を行い、この催しはその関連イベントという位置付けで実施していきます。
土曜開催効果により今年はスタッフも来場者も昨年より3割ほど多くなりました。そして内容も充実したのはいうまでもありません。
今年作製した25本の「上町延命地蔵尊縁日のぼり旗」もそのひとつです。当地区桧原街道沿いに設置し、青空の下で真っ赤な旗がとても映えていました。
奉納囃子は山車を搬出し小若メンバーを中心に会場で居囃子をおこないました。大人はタコ焼き、ジャンボフランク、焼きそば、串焼きなどの食べ物類を担当し、売上げに貢献しました。
ビール・焼酎などのアルコール類、ソフトドリンク、かき氷などの水物は、お祭り青年会の「上友会」が担当しました。この猛暑の影響で生ビールの売上げも3割り増し、かき氷もソフトドリンクも予想以上の売れ行きでした。
ヨーヨーすくい、お菓子すくい、クジ引き、型抜き、などの模擬店は上町子供会のお父さん・お母さん達が担当しました。今年の目玉である「型抜き」も大好評で、結局お囃子を一度もやらず、最後までこれにハマっている子もいたほどです。このイベントだけはそれも許されてしまいます。
これら3つの団体が共催し、上町自治会が協力をするという画期的な枠組みの中で、今年はたくさんの企画を円滑に、また和気藹々と楽しく実施できたと思います。
この時期、どこの地域でも夏まつりが目白押しで、毎週末、どこからともなく盆踊りの音やお囃子の音が聞こえてきます。それぞれが趣向を凝らし一生懸命開催していることと思います。
あるイベントに携わっている方が、「毎年みんなで一生懸命考えに考えて、これはというものを何かひとつ実行してみる。10年で10カ所改善されれば、ガラッと良いイベントになっているはずだ」というお話をされていました。
本当にその通りだと思います。あれもこれも、思いつきでやってしまうと、方向性のないうわべだけの催しになってしまい、結局は皆の気持ちがまとまらないのかもしれません。
今回も三団体の共催イベントですが、役割分担をしっかりと決め、それぞれの団体でアイデアを練り込み、それを全体会で調整するという流れを3回行いました。どうやらこの方法がうまく機能しているようです。
まあしかしそれもそのはずです、三団体の責任者の顔ぶれを見ると全員が当会の会員なのですから。しかも今回参加した六十数名のスタッフの内、9割が上町囃子連の会員ですから日頃の連帯の賜です。
そしてなんと言っても上町自治会役員の皆様が全力で応援してくださいますから皆のやる気が断然違います。
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●平成22年度 上友会総会出席
日時:平成22年8月26日(木)
午後7時30分〜
場所:上町自治会館
出席者:橋本副会長、西野副会長 |
阿伎留神社例大祭は、私達の町内「上町」をはじめ「東町」「下町」「仲町」「栄町」「五日市入野」「小庄」の7地区氏子(自治会)の祭礼です。
先の五町内が神輿渡御を担当し、五日市入野は神事と密接に関わり「獅子舞」を行います。小庄は宮本に当たる地区のため、「大のぼり旗」の設置にはじまり「
お先祓い太鼓」などを担当します。
それぞれの町内に神酒所があり、神輿担当人の賄いから子供神輿の管理をそれぞれの町内でおこないます。
それら一切を上町自治会から請け負うのが町内お祭り青年部としての役割を担う「上友会(じょうゆうかい)」です。
そしてこの祭礼でのお囃子も上友会の管理の下で実施しますので、形としては上町囃子連は上友会から依頼を受け、囃子方として阿伎留神社例大祭で奉納囃子をおこなうことになります。
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●講師研修会
「檜原村樋里三匹獅子舞見学」
日時:平成22年8月28日(土)
午後6時30分集合出発
参加者:5名
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多摩地区の祭礼には神輿まつり、山車まつりにならんで獅子舞をおこなうお祭がたくさんあります。
檜原村樋里の獅子舞もそのひとつで、鎮守である八坂神社と貴布禰(きふね)神社へ五穀豊穣・家内安全・疫病災除の祈願をもって上演する三匹獅子舞です。
毎年8月最後の土曜日に旧北秋川小中学校校庭に設けられた会場で奉納されます。
演目は@藤掛り A庭固め B三拍子 Cすりちがい D竿がかり E笹掛り F雌獅子がくし Gふとん張り H花掛り Iまり掛り J太刀掛り・・・で、創始期については未詳だそうです。
中には1時間以上かかる演目もあり、すべてを舞終わると翌朝になってしまうこともあるそうです。
神輿や山車を繰り出す華やかな祭に参加することがほとんどの私達にとって、このゆっくりとした時の流れに乗り、淡々と舞われる獅子舞はとても新鮮で、引き込まれます。
その舞には観客の目を気にすることや技能を争うことなど無く、産土神のために汗ビッショリになりながら一心不乱舞い続ける、素朴で、純粋な心があるからではないでしょうか。
笹掛り、花掛り、まり掛り、雌獅子がくし、を見終わって気がつくと深夜1時になっていました。
上着がないと寒くていられないほど、この里山にはもう秋が近づいていました。
今年もこの獅子舞を見て心が洗われました。
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●平成22年
留原八坂神社祭礼奉納囃子
日時:平成22年8月29日(日)
午後3時集合
奉納囃子:午後4時30分
〜5時30分
場所:東京都あきる野市留原
【参加人数】
大人7名、子供6名
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十数年ぶりになるでしょうか、師匠団体である留原囃子保存会様の産土神、八坂神社のお祭りにお邪魔しました。
ついに当会若衆の念願だった留原置き舞台での居囃子をさせていただきました。
私どもの都合でご無理をお願いし、ちょうど神輿も山車も町内廻りに出かけようとしているお忙しい時間に伺ってしまい、ご迷惑をおかけしてしまいました。
またそんな中、申し訳ないことに留原の若手の皆様が対応してくださいました。皆さん山車や神輿といっしょに廻りたかったでしょうに、私どものために時間を割いてくださいました。
本当にありがとうございました。
青木会長様をはじめお世話になっている皆様に十分なご挨拶もできず、失礼いたしました。
来年は余裕を持って伺いたいと思っております。
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●平成22年上町延命地蔵尊縁日イベント
会計報告会
日時:平成22年9月3日(金)
午後7時より
場所:洋食キッチン シオン
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【協議事項】
・会計報告及び精算
・剰余金処理方法について
・反省会
※議事録閲覧は会員専用ページへログインしてください。 |
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●第2回役員会
日時:平成22年9月5日(日)
午後7時より
場所:上町自治会館 |
【協議事項】
@本年度阿伎留神社例大祭の件
A平成23年度定期総会の件
B役員改選について
Cその他
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●平成22年山車倉清掃及び山車準備
「第1回」
日時:平成22年9月5日(日)
午前10時集合
場所:阿伎留神社山車倉前
【参加人数】:大人9名
「第2回」
日時:平成22年9月20日(月)
午前10時集合
場所:阿伎留神社山車倉前
【参加人数】:大人5名
★アルバムはこちらからら
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本年度阿伎留神社例大祭を前に、山車倉の清掃および山車の準備・造作を行いました。
本年度事業計画として承認されたとおり、締太鼓の設置台を可動スライド式にし、祭礼時の状況に応じて山車前方で舞方が舞えるように造作をほどこしました。
その他楽屋スペースに棚をつけ衣装・面子等整理整頓して綺麗に使えるように工夫しました。
本年度祭礼がとても楽しみです。
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●八王子八幡神社例大祭見学
日時:平成22年9月19日(日)
午後4時集合
現地到着:午後5時
【参加人数】 大人6名
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八王子まつりに引き続き、東京都八王子市元横山町に鎮座する八幡神社例大祭奉納囃子を見学しました。
八王子祭囃子連合会に加盟する皆様が神楽殿や特設ステージにおいて奉納囃子を行います。
出演団体は中澤囃子連様、元横囃子連鼓会様、本町囃子連様、並木囃子連様、てんた会囃子連様、千木良囃子連様、宮下囃子保存会様(出演順)の皆様です。
八王子まつりなどで拝見する山車の上のお囃子とはまたひと味違い、どの団体も素晴らしいお囃子を奉納されておりました。
名だたる団体が出演するとあって多方面から囃子人が見学にきておりました。
ご挨拶をさせていただきました団体の皆様、ありがとうございました。
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●第6回重松流祭囃子競技会見学
日時:平成22年9月25日(土)
【参加人数】 大人3名
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勉強のため重松流祭囃子競技会を見学してきました。
出発時はどんより雨もぱらついていましたが、所沢へ着くと雨も止み、すっかり晴れてきました。
重松囃子の団体が競技規定に基づき舞や囃子を舞台で披露し、順位を争うものでした。
競技規定は
@必ず静物、賑やかもの入れる。
A演奏時間は7分以内
B1チーム6名
というものです。
出演団体は
・西所沢囃子連さん(所沢市)
・元町本町囃子連さん(所沢市)
・北秋津囃子連さん(所沢市)
・星の宮囃子連さん(所沢市)
・寿町囃子連さん(所沢市)
・宮本町囃子連さん(所沢市)
・金山町囃子連さん(所沢市)
優勝 ・廻田祭囃子愛護会さん(東村山市)
準優勝・日東囃子連さん(所沢市)
第3位・秋津町祭ばやし保存会さん(東村山市)
・新井町囃子連さん(所沢市)
・御幸町囃子連さん(所沢市
でした。
全体的な感想としては思っていたよりも皆さんリラックスした雰囲気でやっていたという印象を受けました。
やる気を全面出して望む団体、そうではなく楽しんで参加している団体はすぐに分かりました。
迫力や感動はやる気に比例するものだと改めて実感しました。
各団体舞子に力を入れて練習をしていると思いました。
細かい部分まで工夫され、表情があり楽しませていただきました。
私達とは流派が違いますが参考になる点がたくさんありました。
また、先日八王子の八幡神社例大祭でもお会いした多方面のお囃子団体の方々も数名足を運んでおられ、ご挨拶させていただきました。
(H.Y)
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●平成22年度阿伎留神社例大祭
日時:平成22年9月28日(火)・29日(水)・30日(木)
【参加人数】63名
(内訳)
正会員24名
子供会員25名
協力員14名
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当会の年度最大行事である阿伎留神社例大祭が執り行われました。
今年の日程は火・水・木という平日ど真ん中にあたり、参加者数も心配されましたが、その心配もよそに大人も子供も例年と変わらず大勢の会員が参加してくれました。
この祭礼は当町内の上町(かみちょう)をはじめ、東町(ひがしまち)・下町(しもちょう)・仲町(なかちょう)・栄町(さかえちょう)を中心とする5町内が、子供神輿と、神社神輿そして神社中神輿(中学生神輿)の渡御を行い、神社宮本である小庄(こしょう)が
お先祓い太鼓を、くわえて五日市入野(いつかいちいりの)が獅子舞を奉納するという、7町内氏子中の例大祭です。
今年も天気予報では3日間ぐずついた天気が予想されました。しかし28日と29日はどんより曇り、時たまパラッと雨が落ちるようなこともあったものの晴れ間もでて、五日市的には御の字の天候でした。一番心配された最終日30日も神輿が出ている時間帯は小雨程度ですみ、困ることのないものでした。
上町と栄町、そして下町は町内囃子連が、東町は小和田はやし連が車載山車により三日間奉納囃子を行います。また仲町は留原囃子保存会が置き舞台で賑やかにまた趣向を凝らしてお祭りを盛り上げています。
近年は神輿だけではなくお囃子の周りにも大勢の見物人の皆様が集まってくださるようになりました。
この祭礼は、言わずとしれた神輿まつりのため、八王子や青梅のような豪華絢爛な山車巡行はできませんが、車載山車は機動性に優れ、秋川のほとりから金比羅山の麓まで高低差約60メートルの地域を渡御する神輿に同行し広範囲に祭の音を届けることができるため地域の皆様には大変喜ばれています。この祭礼にはこの車載式の山車が欠かせないものとなっています。
とはいうものの、囃子人にとって前を向いて運行される曳く山車でのお囃子は最高のあこがれではありますが・・。
今年は大変嬉しいことに、八王子・立川・青梅よりこのWebサイトを通じてお知り合いになれた囃子人の皆様が遊びに来てくださいました。そして29日の夜の部では私どもの流派「神田黒澤流」の始祖である若林仙十郎師匠直伝の団体、青梅中郷囃子連の指導者の方と、秋川流域の伝承起点となった引田囃子保存会の若手エースの笛吹の方を交えての囃子ができ、交流の輪を広げることができました。
これからも、祭り囃子を通じてたくさんの皆様と交流させていただき、共に郷土芸能の発展に貢献したいと考えております。
(M.S)
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