今年の祭礼も、雨が降らなかったということで、最高のお祭りでした。
平日だというのに人が多かったのは、やはりお天気の影響が大きいのだと、改めて感じました。去年も雨の心配がいらないお祭りでしたけど、一昨年は台風でしたから、神様がなんとなく帳尻をあわせているのかもしれません。
今年も昨年同様、29日を交流の日として、普段お世話になっているお囃子団体の皆様をお招きし、田舎のお祭りですが、伝統ある六角神輿渡御を見物して頂きながら、秋の夜長を楽しんで頂きました。
今年は八王子祭囃子連合会の山崎会長をはじめ、東京都郷土芸能協会の吉野会長もお越し下さいまして、五日市のお祭りをご覧になって頂きました。
さらに、青梅囃粋會の冨樫会長をはじめ役員の皆様もお越し下さり、とても親睦を深めることが出来ました。お囃子を通じていろいろな方と出会えるのもお囃子の醍醐味です。今後もこの交流の日を続けていきたいと思います。
そして、市外より、中澤囃子連様、大丸囃子保存会様、日野囃子保存会の皆様、市内より、留原囃子保存会様、小中野囃子保存会様、小机囃子保存会様も駆けつけて下さり、賑やかで楽しい宴となりましたこと、心より感謝申し上げます。
地元の小中野、小机の皆様にはメンバーを揃えて来てくださり、客囃子として山車で囃子を奉納して頂きました。素晴らしいお囃子をご披露頂き、町内の皆様も大変喜んでおりました。本当にありがとうございました。
交流というのはとても大切だと痛感しています。
五日市は伝統的に神輿を中心としたお祭り文化を築いてきましたので、どうしても囃子に関する情報は乏しくなりがちです。 交流を通じて、山車祭を伝統とする地域の皆様から、たくさんの知識や情報を得られることは、かならず五日市のお囃子文化にプラスになるはずです。
知っていてするのと、知らないでそれをするのは、厚みがちがいますし、いずれ大きな差を生み出すのが世の常です。たとえば、面の名前も知らず、衣裳の名前も知らず、それを付けて踊る者がいたとして、知って踊る人と、知らずに踊る人と、同じ踊りのはずがありませんから。
M.S
平成26年阿伎留神社例大祭
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