毎年、留原囃子保存会様の氏子祭礼で、奉納囃子をさせて頂いております。
神輿と山車が町内巡行をしている間、音を切らさず、会所に立てられた舞台でお囃子を奉納するのが、当会の恒例行事となっています。
留原のお囃子は明治20年頃、引田村(現在のあきる野市引田)から伝えられ、旧五日市町に祭囃子を広めた伝承の起点であり、留原囃子の歴史と伝統に培われた技と、囃子に対する考え方は、私達に大きな影響を与えました。
また、たくさんの弟子連との繋がりにより、秋川流域における囃子団体をまとめる役割も担ってきました。
ですから留原八坂神社の祭礼で、お囃子を奉納するということには、大きな意味があるのです。
指導して下さった方々への恩返しは、いかにそれを次の世代に繋げていくかだと思います。当会では自連のこども達にも参加させ、留原のこの舞台でお囃子を奉納することの意味を教えていきたいと思っています。
M.S
留原八坂神社祭礼奉納囃子(2014)
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