今年で4回目となる八王子まつりへの参加です。
毎年3日目、日曜日のみの参加ですが、八王子祭囃子連合会の加盟団体として、市内8カ所で行われる居囃子のひとつ、旭町の八王子西放射線ユーロード特設舞台でお囃子を披露させて頂きました。
前回までは京王八王子駅前で、山車上での居囃子でしたから、今回の特設舞台でのお囃子は、とても新鮮な気持ちで臨むことが出来ました。 共演団体の浅川囃子連様と、中澤囃子連様に、親切丁寧にご指導を頂き、初めての場所にもかかわらず、スムーズに4回の舞台が務められましたこと、心よりお礼申し上げます。
今回の居囃子会場には観客席が設けられており、とても人通りが多い八王子西放射線ユーロードですので、常に満席の状態で、じっくりとお囃子を見物されている方が多かったことに驚きました。さすがは関東屈指の山車祭を行う八王子、という印象でした。
当会は23名のメンバーでローテーションを組み、一回45分の舞台を4回務めたわけでございますが、たくさんの観客の前で披露するお囃子は、演者のモチベーションを高めてくれます。あっという間の45分という感覚で、山車の上とは違う満足感を味わうことが出来ました。
もちろん、課題も山積です。すでに来年にむけてピックアップした反省点を、ひとつずつクリアしていこうと話し合いました。
今回、地元の他団体に所属している同級生が仲間を連れて、助バチとして参加してくれました。同流派ということと、ときどき稽古で交流していることもあり、囃子の手に関してはまったく問題なくできてしまいます。同級生の参戦というプレミアムオプションに、今回の八王子まつりは特別な楽しさを味わうことが出来ました。
お囃子を通じて、さまざまな方々と交流できることが、お囃子の醍醐味であることを知った時、お囃子を辞めるという選択肢が、人生のなかで少しずつ薄くなっていくのでしょう。そして気付いた時には、お囃子無しでは語れない人生を送ることになるのだと思います。
M.S
八王子まつり2014
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