●21年度実施事業一覧
月 日 曜 日 事  業  名 写真 動画
10/13 Mon 平成20年度会計監査会及び平成21年度予算審議会    
10/18 Sat 平成21年度定期総会    
11/3 Mon 平成20年度あきる野市表彰式  
12/24 Wed 平成21年度前期練習納め会    
12/31 Wed 平成21年元旦 阿伎留神社奉納囃子準備  
09/1/1 Thu 平成21年元旦 阿伎留神社奉納囃子
2/8 Sun 第37回東京都郷土芸能まつり
2/22 Sun 第4回上町こども囃子発表会  
2/28 Sat おとなが手本のあきる野市あいさつ標語入選者表彰式  
3/1 Sun 第4回上町こども囃子発表会反省会&ビデオ鑑賞会  
3/20 Fri 結婚式祝い囃子(立川市)  
3/29 Sun 明治神宮崇敬会あきる野支部参拝会 奉納囃子  
4/19 Sun 上町自治会館清掃  
5/3 Sun 平成21年度あきる野市郷土芸能連合会総会出席  
6/7 Sun 東京都郷土芸能協会総会及び第28回功労者表彰式  
7/25 Sat 特別養護老人ホーム「福生ことぶき苑」様 納涼祭出演  
8/1 Sat 第13回郷土芸能まつり(第7回あきる野夏まつり)参加  
8/8 Sat 第13回郷土芸能まつり(第7回あきる野夏まつり)反省会    
8/12 Wed テレビ朝日取材撮影(東京国際フォーラム)  
8/24 Mon 上町延命地蔵尊 縁日奉納囃子  
8/27 Thu 平成21年度上友会総会    
9/11 Fri 平成21年度上町囃子連役員会    
9/28.29.30 M.T.W 平成21年度阿伎留神社例大祭

平成21年度「事業日誌」

○平成20年10月13日(月)
会計監査会及び予算審議会
場所:上町自治会館
平成20年度の会計監査及び平成21年度の予算審議会を実施。

○平成20年10月18日(土)
平成21年度定期総会
場所:紀伊国屋
議案書の通りすべて可決されました。
※議案書及び精算書は「会員専用ページ」よりご覧頂けます。

○平成20年11月3日(祝月)
午前10時〜
平成20年度あきる野市表彰式
場所:五日市地域交流センター
「まほろばホール」
※多年にわたり、上町囃子連の会員として市民文化の向上に貢献したことが認められ、当会 河野喜助会長が市民表彰を受賞いたしました。


○平成20年12月24日(水)
平成21年度前期練習納め会
場所:上町自治会館
定期練習終了後、恒例の練習納め会を開催しました。
クリスマスイブにもかかわらず、大人、子供ともに大勢参加していただきました。

○平成20年12月31日(水)
平成21年元旦奉納囃子準備
場所:阿伎留神社

 午後1時に上町会館へ集合して、衣装・道具一式を準備する。
 その後、阿伎留神社へ向かい神楽殿の清掃を行い提灯や紅白幕のセッティング。
 本年も来住野工務店様のご厚意で本日より2t車をお借りできたため、山車の準備も完了。午後3時に解散した。
 (参加者12名)


○平成21年1月1日(木)

阿伎留神社元旦奉納囃子
及び
福生ことぶき苑様へ門付け囃子

参加者:大人24名・子供16名
(合計40名)

場所:

・阿伎留神社神楽殿
・五日市上町地区
・東京都福生市北田園

★阿伎留神社元旦奉納囃子の様子

★「福生ことぶき苑」の様子



 今年の元旦奉納囃子は弊会創立以来最多人数の参加者により盛大に実施されました。

 また33年ぶりに半纏を新調してこの元旦奉納囃子がお披露目となり、大人から子供まで全会員が新しい半纏を着て気持ちも新たに大変素晴らしい一年の始まりを迎えられました。

 例年同様午前8時55分に集合、その後拝殿において新年のお祓いをして頂き、午後12時30分まで神楽殿において奉納囃子を行いました。

 参拝に訪れた下町はやし連の皆様も立ち寄ってくださり今年も素晴らしいお囃子をご披露してくださいました。

 また本年は特別養護老人ホーム「福生ことぶき苑」様のご依頼により門付け囃子にお伺いすることになり、選抜した大人と子供のメンバーで遠征組を設け実施させていただきました。

 初めての事なので皆緊張した様子でしたが、想像した以上に入所者の皆様、そしてご家族の皆様に大変喜んでいただき安心いたしました。子供達のひょっとこや獅子舞をご覧頂き涙を浮かべて喜んでくださった方がいらっしゃったのがとても印象的でした。

午後からは遠征組と奉納組が合流し総勢40名での町内山車巡行と門付け囃子をおこない、町内ごひいき様のお宅を獅子がお清めして廻りました。今年も昨年購入した桶銅太鼓と小締太鼓が大活躍でした。

予定通り午後3時より上町自治会館で新年会を開催しました。今年は会場がいっぱいになるほどの大盛況でした。


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○平成21年2月8日(日)
第37回東京都郷土芸能まつり
場所:多摩社会教育会館(立川市)
参加者:大人14名・子供6名




 今年は天候にも恵まれ最高のコンディションで当日を迎えることが出来ました。

 今年の東京都郷土芸能まつり出演構成のテーマは「Prototype」です。鳴り物も舞方も今後のスタンダードになるものを目指そうという事で取り組んできました。

 囃子に関してはバチの上げ場所、掛け声、強弱、リズムなどの細部について、今回の稽古でまとめたものを今後後進指導の基本にすることが目的でした。

 しかしながら思った以上に大変な作業で予定の30%しか完成せず、残りは今後の課題となりました。

 今回の囃子構成の特徴は静物として「鎌倉」を取り入れたことです。屋台古囃子からのつなぎアレンジで動から静を表現しました。

 年内出演する舞台ではこの構成が中心となるでしょう。

 舞については、絡み無しをサブテーマとして各舞子の単独の所作に重点を置く事としましたが、子供の舞を振り付けするにはストーリーがあった方が指導しやすいため、どうしても学芸会のようになってしまいがちです。大人・子供を含め単独でも魅せる舞を出来るようにすることが今後の課題だと思います。


●Short Movie
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○平成21年2月22日(日)
第4回上町こども囃子発表会

場所:五日市地域交流センター
3階「まほろばホール」

参加者:大人32名・子供20名







 今年で4回目となる当会子供達の発表会が栄町囃子連と下町はやし連の子供達をゲストに迎え盛大に開催されました。

 この発表会は文化庁委嘱事業「平成20年度伝統文化こども教室」のカリキュラムの一環として実施したもので、その10ヶ月間の集大成となる最後のイベント教室となりました。

 とてもありがたいことに、こども達が通う小学校の校長先生をはじめ、臼井孝あきる野市長、井上信治衆議院議員、清水あきら市議会議員、国民新党まさご太郎氏などが来賓としてかけつけてくださり、皆様より激励の言葉を頂戴しました。

 そして家族や地域の人々、他町内囃子連の先生方など大勢の観客が見守る中、日頃の練習の成果を十分発揮して演技してくれたと思います。

小学生を中心とするこども達の演技ですから技術的にはまだまだ未熟ですが、極限まで緊張して表現した音や舞は、見てくださった方々の心に何かを伝えることが出来たのではないでしょうか。

 今回の発表のテーマは「個性の比較」でした。
当会の6チームは基本的に屋台と仁羽のみの構成で演技しました。

同じ演目を披露するというと一見個性を発揮できないように感じますが、実はチームによりリズムや掛け声が微妙に違い、伝わってくる緊迫感も演奏者によりかなり違うため、逆に個性がでてくるともいえます。

練習の時から他者の演技をしっかりと見せ、自分のチームまたは自分の演技との違いを、自分の力で感じられるように指導してきました。

比べることにより、自分の良いところ、悪いところを客観的に理解し、次のステップにつなげていくことは非常に大切だと考えています。

 もともと伝承芸能である祭り囃子は流派が同じであっても受け継がれた地域やそれを伝えてきた指導者の感性により微妙な違いが出るのは当然のことであり、またそれが「味」になっているのが囃子の魅力的なところです。

 同じ五日市地区で同流派の囃子を継承していながら、なかなか交流する機会がなかった栄町囃子連、下町はやし連の皆様にご参加いただき、舞台に華を咲かせて頂きましたことは当会の子供だけでなく、大人にとっても大変良い勉強になりました。会員一同、心より感謝申し上げます。

今後の五日市地域における郷土芸能の発展にとって大きな意味を持つイベントになったと思っております。


○平成21年2月28日(土)
おとなが手本のあきる野市
あいさつ標語入選者表彰式

場所:キララホール

※当日の様子はこちらから↓

 あきる野市教育委員会では、青少年の健全育成にあたり、心の東京革命推進事業と連動した「地域あいさつ運動」を通して、おとなが意識して、こどもの手本となるような行動をすることを促し、地域の教育力の向上につなげることを目的に、「おとなが手本のあきる野市推進事業」を展開しています。

 このほど、「おとなから率先してあいさつをすることにより、こどもによい影響を及ぼし、規則正しい生活習慣や社会性、規範意識が高められることに繋がる」ことを目指して、「おとなが手本のあきる野市」あいさつ標語を募集しました。

 そしてこの募集にあたり、当会より16名、28作品を応募したところ、小学2年生平田さんの作品が「あいさつカルタ優秀作品」として入賞し、キララホールで催された表彰式において表彰されました。

「入選作品

(さ行)
 さわやかな あいさついっぱい あきる野市


○平成21年3月1日(日)
第4回上町こども囃子発表会反省会&ビデオ鑑賞会

場所:五日市地域交流センター
(第4・5)会議室

参加者:大人27名、子供17名


 恒例になりましたこども発表会反省会&ビデオ上映会を開催しました。

 この催しは大人会員・子供会員、そして協力員(保護者)が年に一度一堂に会する大切な集まりです。
 
 指導責任者が10ヶ月間のこども教室について振り返り、総評を述べたほか、今後の活動についての方針や予定などの説明をしました。

 そして毎年、子供会員より一年間の活動を通じて非常に努力し、またその成果が他の模範と認められた者に対して表彰を行っています。

 今年は、小学校6年生の峰岸さんが選ばれ、表彰状と記念品が贈られました。

 こども教室25回の皆勤賞、その他イベント出演およびそれに関する練習も30回中、29回の出席、欠席の1回は修学旅行のためやむを得ず、という素晴らしいものでした。

 さらに昨年7月より篠笛の練習を開始して目標として掲げた発表会までに仁羽、屋台(通り、中の切り)を習得し披露することを達成しました。

 当会にとっても小学生初の篠笛奏者が誕生したことは記念すべき出来事でした。

 そしてもう1名、おとなが手本のあきる野市あいさつ標語で入賞した平田さんには上町囃子連の名誉を高め他の模範となったことが認められ表彰状と記念品が贈られました。

 反省会終了後は懇親会として一年間の活動を記録したDVDを鑑賞しながら親睦を深めました。


○平成21年3月20日(金)
西野家ご結婚披露宴祝い囃子

場所:パルティーレ立川ウエディングビレッジ

参加者:大人11名、子供9名


★当日の様子はこちらから↓
 ご新郎のお父様からのご依頼を受け祝い囃子を演じさせていただきました。

午前中の雨が午後になると嘘のように晴れ渡りご結婚の門出にふさわしい晴れやかな青空が広がりました。

演技時間が約10分の予定でしたので前回の東京都郷土芸能まつりの構成をお祝い用にアレンジしご披露させていただきました。

獅子、天狐、外道、岡目、ひょっとこ、猿など大人から子供まで多彩な衣装をまとい、大変賑やかに会場を盛り上げました。

特に最後の天狐舞では幣束に忍ばせたお祝いメッセージを開き、ご新郎・ご新婦をはじめ会場のお客様に大変喜んでいただき、またたくさんのフラッシュを浴びて舞子も嬉しそうでした。

天狐は稲荷大明神の歴史からひもとかれるとおり、能や神楽などでも神の使いとして登場して参ります。

狐はネズミを駆除する益獣であったことや、「つがい」になると一生相手を変えないことなどから農業の神であり、子宝の神であり、健康の神であり、出世の神として祀られてきました。

このようなおめでたい願いを込めて当会ではお祝いの席の演目として取り入れております


○平成21年3月29日(日)
阿伎留神社参拝と親睦会にて奉納囃子

主催:明治神宮崇敬会あきる野支部

場所:阿伎留神社

参加者:大人13名、子供8名


★当日の様子はこちらから↓


 明治神宮崇敬会あきる野支部様が一支部一事業として毎年開催している地域研修事業として今年は阿伎留神社参拝と親睦会を開催され、そのアトラクションとして当会にて奉納囃子をご披露させていただきました。

 桜の花も咲き始め、いよいよ春らしくなるかと思っていましたが、今日は急に気温が下がり、空は晴れてはいるものの阿伎留神社の境内は手がかじかむほどの寒さでした。

 当会の出演は午前11時20分頃となりました。

 参拝に来られた約140人ほどの皆様の前で「上町ばやし」をご披露させていただきました。

当会の子供達が仁羽行列で会場に繰りだしたくさんの愛嬌を振りまきならが一生懸命踊る姿に、参拝者の皆様には大変喜んでいただきました。


○平成21年4月19日(日)
平成21年度上町自治会館清掃

場所:上町自治会館

参加者:大人18名、子供15名


★当日の様子はこちらから↓
 後期事業の第1弾として開催された上町自治会館清掃は昨年同様大勢の会員の皆様にご参加いただき無事に終了いたしました。

 この清掃は普段練習場所を提供してくださっている上町自治会の皆様に対する感謝の気持ちを込めて行うものであると同時に自分たちが使用する練習場所を自分たちの手で清掃することにより連帯意識を高め、会の結束を強めることも目的です。

 今後も上町囃子連の定期事業として実施する予定です。





○平成21年5月3日(日)

平成21年度
あきる野市郷土芸能連合会総会

開会:午後2時
会場:五日市会館

出席者:
副会長 橋本
事務局 三浦


★当日の様子はこちらから↓
 当会が所属するあきる野市郷土芸能連合会の総会に当会より左記の2名が出席しました。

 平成20年度事業報告・決算報告・会計監査報告、役員改選及び平成21年度事業計画・事業予算などの議案が約1時間にわたり審議されました。

 本年度歳入予算ではあきる野市の財政事情により連合会に交付される補助金が10%強カットされ、これにより加盟団体への補助金の減額についても承認されました。

 いよいよ私達の身近なところまで不況の影響が出始めていることを痛感しました。

 しかしながら本年度事業計画では「郷土芸能研修会」と銘打ち、各地区で受け継がれてきた囃子の舞を調査し掘り起こして研究しようという新しい試みが承認されたことは各団体の郷土芸能保存に対する熱意は頼もしくも右肩上がりだと感じました。

 総会終了後、懇親会が開催され、舞台では引田囃子保存会の模範演技があり、会場を盛り上げてくださいました。

 つづいて重松囃子の団体、神田囃子の団体にわかれ各団体より数名が参加し、それぞれの流派の囃子を披露しましたが、まるでWBCの侍Japanを思わせるような滅多に見られない素晴らしい組合せでの共演でした。


○平成21年6月7日(日)

平成21年度東京都郷土芸能協会総会及び功労者授賞式


開会:午後2時より
会場:都立多摩社会教育会館

出席者:
教育部長 池田

受章者:平野好美 池田昂平

★当日の様子はこちらから↓
 都立多摩社会教育会館で開催された、東京都郷土芸能協会定期総会に出席しました。

 総会は各団体の代表者が集まり定刻に開会。
議事も大変スムーズに進行されました。

 平成21年度事業の大きなものとしては、平成22年2月11日に開催される「第38回東京都郷土芸能まつり」が承認されました。

 各団体が一堂に会しての発表の場として、多くの団体の参加を希望する旨説明がありました。

 総会終了後、同会場で功労者授賞式が行われました。

 当囃子連からは、正会員 平野が青年有効章を、子供会員 池田(昂)が少年技芸章を、それぞれ各団体の代表者、受章者の前で表彰状と記念品をいただきました。

 両名の受章を励みとし、上町囃子連会員一丸となって郷土芸能の継承と発展に貢献していきたいと考えています。

(池)


○平成21年7月25日(土)

特別養護老人ホーム
「社会福祉法人 福寿会」
福生ことぶき苑様 納涼祭出演

場所:
〒197-0005
東京都福生市北田園
1丁目56番地1

参加者:大人9名子供16名


★当日の様子はこちらから↓
 あきる野市五日市では午前中に降ったにわか雨の後、青空が広がり気温が一気に上昇しました。

午後3時30分に阿伎留神社に集合して山車を上げる準備をしましたが、ご神木が鬱そうと立ち並ぶ山車倉のまわりの日陰はカラッとして心地よい風がありました。

山車を乗せる2トン車の手配にトラブルがあり、予定時間の進行が心配されましたが、そこは当会のチームワークとフットワークの良さで難なくクリアでき、集合時間4時30分には準備を完了しました。

 午後5時50分から寄せ囃子を行い6時からの納涼祭開始と同時に獅子を繰りだし本格的に囃子をご披露させていただきました。

毎年の事ながらこの納涼祭は、お囃子だけでなく舞踊家の方々の舞やプロ歌手によるミニコンサート、職員の皆様による模擬店やお神輿担ぎ、そして花火の打ち上げなど、心のこもった企画が盛りだくさんで、入居者の皆様とそのご家族の皆様の楽しそうな表情がとても印象的です。

 当会のお囃子はそれらのあいまに数回に分けてご披露させていただきました。

子供のお囃子が人気だということで毎回子供会員を中心にメンバー構成をしており、今回は過去最多である16人の子供達で参加させていただきました。

技術的にはまだまだ未熟ですが、お年寄りに喜んでもらいたいという気持ちは大人に負けておりません。次から次へと舞を披露して会場を賑やかにさせていただきました。

 フィナーレの打上花火で盛り上がり、あっという間に2時間が過ぎてお開きとなりました。
  
片付け終了後、上町自治会館にて終礼をして午後9時子供解散。その後大人会員は山車納めをして午後9時40分に解散しました。

 来年もこの納涼祭に参加させていただけることを弊会一同、心から楽しみにしております。


○平成21年8月1日(土)
第7回あきる野夏まつり(第13回郷土芸能まつり)参加

場所:
秋川駅前大通り

参加者:大人17名


 このイベントは郷土に伝わる祭り囃子に触れる機会を市民に提供し、郷土への理解を深めていただくことを目的として開催されております。

また日頃の練習の成果を発表する場としても大変大きな役割を持っています。

今年も昨年同様午後7時15分から8時45分までの1時間30分の間、市内27団体の山車が駅前大通りをパレードしました。

当会の本年度参加について特筆すべきは、すべて大人会員だけで実施したことです。

いくつかの効果を考えてのことですが、一番の理由は大人会員のモチベーションバランスの調整です。

5月からこども教室がはじまり、講師陣である大人会員はひたすら子供達のレベルアップに傾注してきたため、自分たちの練習時間がかなり減っていました。

年度最大行事である阿伎留神社例大祭を来月に控え、各自が己の技を確認し、また相互の気持ちを合わせていくために、大人だけで共有できる時間が必要だと判断したためです。

囃子連の「連」は連帯の「連」であること。技能ばかりを追求するための組織ではなく、人と人、人と地域が互いに関係を持ちながら、お囃子を絆にして長い歳月を刻んでゆくことが本当の郷土芸能の姿であると考えております。


○平成21年8月8日(土)
第7回あきる野夏まつり
(第13回郷土芸能まつり)
反省会出席

場所:
あきる野ルピア3階

出席者:幹事長宮崎 事務局三浦
 本年度も予定通り無事に開催できた旨、鈴木連合会会長よりご挨拶がありました。

主な反省点、来年の課題としては合同でパレードを実施する神輿(あきる野神輿連合会)との連携、自由囃子競り合い時の山車配置の工夫、置き舞台設置について、インターネットを利用した宣伝広告の拡充など各団体から活発な意見が出されました。

議事終了後、懇親会が開催され他団体との情報交換及び親睦が深められました。


○平成21年8月5日(水)

第1回テレビ朝日取材撮影
(練習風景)

場所:上町自治会館

○平成21年8月12日(水)

第2回テレビ朝日取材撮影
(コンサート鑑賞)

場所:東京国際フォーラム

参加者:大人5名、子供5名




━━━━━━━━━ お知らせ ━━━━━━━━
★地上波テレビ朝日にて再放送が決定しました。
12月27日(日) 早朝4:55−5:50

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来る9月5日(土)BS朝日で放映される、「はじめてのクラシック」という番組に於いて、当会の中学生・高校生のメンバーが取材を受けました。

この番組は、日本を代表する作曲家である三枝成彰氏が、多くの子どもたちにクラシック音楽にふれる機会を与えたいと企画され、今回3回目の開催となるクラシックコンサートの様子を放映するものです。

その中で当会の中学生・高校生のメンバーが初めてクラシックコンサートを鑑賞し、クラシック音楽にふれた時、和の音を奏でる若者として、この音楽をどう感じたか、また郷土芸能である祭り囃子との違いは何であったかなどについてインタビューを受けました。

演奏が始まる前に三枝氏が案内役としてこの企画趣旨や、本日演奏曲の作曲家チャイコフスキーについて解説をしてくださいました。

その中でドイツを中心としたヨーロッパでのクラシック音楽における時代的かつ宗教的背景から、音楽に癒しを求めたりそれに酔いしれたりすることは罪悪であり、人の心を揺れ動かすだけの音楽は悪魔の音楽だ、という思想があった、というお話をされました。

元来、叙情的な農耕民族である日本人は、酔うということに対して非常に寛容で、花に酔い、月に酔い、宴に酔い、音に酔い、舞に酔う という文化があります。

これは、日本人の心ともいえるもので、神話の中で日本民族の始祖とされる天照大御神が、天の岩戸に隠れられたとき、御神の心を動かし、お出ましを祈るための神事として岩戸の前で宴を開きました。

そのとき、おもしろおかしく舞われたのが神楽であり、まさに現在の祭り囃子のルーツでもあります。

様々な「音楽」について意味を論ずるのは大人でも容易でないテーマだと思いますが、この世に生を受け、はじめて母親の胎内で鼓動という音に触れたときから人は生涯、音に癒され、心動かされるのではないでしょうか。

祭り囃子は母の鼓動のような音でありたいと思いました。


○平成21年8月24日(月)
平成21年上町延命地蔵尊縁日

場所:
洋食キッチン シオン
様 駐車場
油屋旅館様 玄関先



 我が街あきる野市五日市の桧原街道沿いには、下町に子育て地蔵、栄町に厄除け地蔵、そして当町内上町には延命地蔵があり、それぞれ5月24日、7月24日、8月24日が縁日です。

 上町の地蔵堂は上町信号前、シューズショップ山田屋様と長瀬屋肉店様の間にあり、昭和5年に建造されたものです。

 昔は街道沿いに空き地があったことから、縁日には演芸舞台が建てられたり、盆踊りなども行われて賑やかでしたが、十数年前に会場の確保が困難になり、昨年まで狭い地蔵堂の中で年番がご供養に当たるだけの縁日が続いていました。

 しかし今回、お地蔵さまから通りを挟んで向かい側にある「洋食キッチン シオン」様の駐車場と「油屋旅館」様の玄関先をお借りすることができ、久方ぶりに賑やかな縁日イベントを開催することができました。

 上町自治会の協力の下、上町子供会、上友会、上町囃子連の3団体が中心となり、「夏休みの思い出づくり」をコンセプトに、こども達を対象にした催しをたくさん行いました。

 子供会では、郷土資料館より竹とんぼ作りの先生をお招きして自作体験コーナーを設けたり、スーパーボールすくいやお菓子すくい、クジ引きなどの模擬店を出店。

 上友会は会場設営に尽力し、子供達にかき氷を振る舞い、当囃子連は子供メンバーを中心に奉納囃子をさせていただきました。

 夜6時から8時までの短い時間でしたが、大勢の皆様にご来場いただき、予想以上の大盛況の中、大人から子供まで夏の夜の楽しいひとときを過ごしました。



●平成21年度上友会総会

日時:平成21年8月27日(木)
午後7時30分より
場所:上町自治会館

★神輿渡御時間及び交通規制時間はこちらから←
 去る25日に開催された本年度阿伎留神社例大祭祭典協議会での決定事項に基づき、上町における神輿渡御を取りまとめる上友会の定期総会が開催されました。

 当町内の祭礼は準備から人足集め、神酒所設営、神輿担当人まですべて上友会が行うのが伝統です。

 本年も上友会より依頼を受け、当会が上町地区の奉納囃子を担当することが、本総会にて決定されました。

 概ね集合時間、神輿渡御時間、交通規制時間は、例年通りで開催される旨、上友会より報告がありました。

●平成21年度上町囃子連役員会

日時:平成21年9月11日(金)
   午後7時30分より
場所:上町自治会館

出席者:10名
1、開     会 
2、挨     拶 
3、議     事 
(1)報告事項
報告第1号 事業実施報告
報告第2号 その他
(2)審議事項
議案第1号 阿伎留神社例大祭について
議案第2号 定期総会について
議案第3号 会計監査および予算審議会について
議案第4号 役員改選について
議案第5号 その他
5、連 絡 事 項
6、閉     会
※以上の次第のとおり開催しました。


●平成21年度阿伎留神社例大祭

日時:平成21年9月28日(月)
29日(火)、30日(水)

場所:あきる野市五日市氏子中

●Short Movie
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 近年、秋川流域の多くの神社が御祭礼日を土・日・祭日に変更して開催しているという状況の中、頑なに古くからの日程を守っているのは9月8日・9日に開催されている二宮神社秋季例大祭と当鎮守阿伎留神社の例大祭だけになってしまったようです。

 今年は平日の三日間となる開催で、一般的なお勤めの方々や学生さん達にとっては参加するのが非常に厳しい日程となりましたが、それでも宮入れの30日はたくさんの人々で賑わいました。

 平日のため露天商は他の祭礼への分散が無い分、出店数が多かったようで、桧原街道はお祭り気分一色でした。